老後、1人で暮らすことができるか

答えや自身のやることが不明瞭だと大きな不安を生みますよね。
相談者様には、まずは現在の状況だと将来がどうなるのかしっかりと確認するためにライフプランシミュレーションというものをして欲しいです。これは、相談者様のお金の年表です。ご自身が考えているライフイベント（転職、結婚、資格取得、趣味、老後の送り方など）と家計の収支を入力すると、この時期にこれだけ貯蓄できるまたは赤字家計が続くなどということが分かります。分かっただけでは意味がないので、ここからが大切です。では、そうならないためにはどうしたらいいのかということをまたシミュレーション結果を見ながら考え、対策を考えたらそれをシミュレーションに入力し直し収支バランスが改善されるかを確認するのです。
老後のことを考えるのであれば、転職をするにしてもお給料は変わらなくても福利厚生がより良い環境へ転職するという考え方もあると思います。企業年金があったり財形があったり積極的に社員の老後についても支援してくれている会社に身を置くことで、もしかしたら現在の不安が少し緩和されるかもしれません。また、老後2000万円については、現在の年金生活者が生活費としてあと6万円弱足りないというデータを基に生まれた数字です。なので、いきなり2000万円を準備する必要はありません。老後も6万円弱を補えるような収入を今から考え生み出しておくという方法もありますよ。
30代ですから、平均寿命を考えるとまだ人生は半分位以上あります。何を始めても遅いということはありませんから、是非色々なことに挑戦してみてください。応援しています。