副業で会社を立ち上げることができるのか?

男性40代 なんだかなぁさん 40代/男性 解決済み

自分は会社員なので、確定申告は会社にしてもらっています。一度だけ、住宅を購入した年の確定申告だけ、住宅ローン控除の兼ね合いで、自分でしたくらいです。しかし、会社の同僚から「副業しているなら自分で確定申告した方が色々と税金が少なくなっていい」と言われました。確かに自分は副業をしており、年で24万円を越えないように稼いでます。副業も24万円を越えると税金がかかってくることを聞いたことがあったのでそうしているのですが、会社の同僚が「自分で会社立ち上げて、確定申告したら経費として落とせる部分がたくさんあるから、年収200万円以下になって、税金が免除されるものがたくさんある」と言われました。その通りなのでしょうか?あと、会社員のまま、副業で会社を立ち上げることなんてできるのでしょうか?よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
副業も個人事業主ですから、その副業から得られる売上のために支払った経費は当然に控除する事が可能です。つまり、経費として計上できるものは、あくまでも副業に関わる経費となります。例えばライター業務であれば、調査に関わる書籍やネット使用料であれば経費計上が可能となりますが、全く関係がない飲食を交際費として計上する事は出来ません、則ち、副業の売上を上げるために必要であると言い切れる経費という事になります。
また、会社という解釈を法人化と考えた場合には、確かに経費計上出来る科目が増加します、しかし、法人としての収入が最低でも800万円と超えない限り法人化のメリットはないでしょう。なぜならば、法人は法人税の税務処理が必要であり、税理士への委託料が年間で25万円以上かかりますし、法人住民税も年間7万円が赤字でも必要となります。
そもそも、法人化に伴う初期費用も30万円はかかりますから、投資や継続的に発生する経費を超えるような売上がない場合には、法人としての社会からの信用以外にメリットは何もありません。
最後に会員の社員として給与所得者が個人事業を立ち上げることは可能です。単なる副業も個人事業主であると書かせて頂きましたが、これも立派な個人商店です。つまり、給与所得と個人商店の経営者として問題なく成り立ちますし、個人商店における赤字を給与所得から源泉徴収されている所得税と確定申告をすることで損益通算する事も可能です。しかし、売上額も低く事業所得ではなく雑所得と判断された場合には損益通算が認められない事もあるでしょう。
更に、お勤め先が副業の禁止を社内規則で設けている場合には、判明した場合には職務違反に該当しますので、懲罰の対処となる可能性がありますからご注意願います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

海外在住者が日本円で収入を得ている場合の税金について

はじめまして。海外に在住する主婦です。こちらに住んで約10年になります。就学前の3人のこどもがいるため、外で仕事をすることができない状況です。 しかし、小遣い程度の収入を得たいと思うようになり、数年前から、インターネットを通して、空いている時間にライティングや簡単な通訳などのお仕事をはじめました。日本にある会社なので、当然、収入は日本円でいただいています。収入は、月に約2万円程度です。 そこでご質問なのですが、海外在住者が副業として日本円で収入をいただいている場合、日本での納税義務はありますか。これまで税金に関することについて特に気にもせずお仕事をしていたのですが、知人に税金のことについて聞かれ不安になってしまいました。ちなみに、日本の住民票は抜いております。 お手数ですがアドバイスよろしくお願いいたします。

女性40代前半 アルセオさん 40代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

確定申告時の投資分の扱いについて

FXでの投資を行っていますが、年間でマイナスを出してしまうことがあります。この分は何年か持ち越されて翌年以降に利益分が出た場合にそれと相殺ができる(そちらから引くことができる?)と言われていますが、それについて詳しく聞きたいと思います。例えば、3年連続でマイナスだった分を次の年の利益から全て引いていいのかといったような具合です。また、株式のように所得税の申告の要らない特定口座はFXなど他の投資対象では存在しないのでしょうか。そのようなものがあれば、それも是非教えて欲しいです。今の時代、どのようなことでも自分なりに調べることはできますが、それが本当に合っているとは限らないので、特に税金に絡むことだけに、きちんとしたことを教えてもらいたいです。

男性50代前半 Sugarzさん 50代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

税金の滞納額を減免してもらう方法はありませんか?

実家が小さな個人商店を営んでおります。商売の方は厳しいながらもギリギリやっていける感じでしたが、失踪した兄の借金を肩代わりして返済していくうちに家計が回らなくなり、税金の滞納が続いていたそうです。その後、借金の方は話し合いで月々の返済額を減らしてもらい、とりあえず自己破産のような事態は避けられたのですが、さすがに税金の滞納分までは工面できず、役所に相談に出向いても「払ってもらうしかない」の一点張りでどうにもこうにも埒があきません。私は普通の会社員なので納税のことはよく分からないのですが、経済状況に応じて減免してもらえるような制度はないのでしょうか?また、今後の納付分を一時的にも止めてもらうことは出来ないのでしょうか?最悪、自己破産しても税金の滞納は消えないそうなので頭を痛めています。

男性50代前半 wenxuan11さん 50代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

家の固定資産税について

祖父が他界して60代の父が家を継いだのですが、体調を崩して現在は20代の私が住んでいます。家の固定資産税について、父は定年退職をしており年金暮らしで私は年収450万円ほどです。名義は現在も父のままですが、支払いは今住んでいる私が払うことになります。コロナの影響もあり仕事が減っていて収入がだいぶ落ちています。そのような家庭に対して国や県、地方自治体の支援制度や免除・一部免除などはあるのでしょうか。納付は4期または全納なので分ければ支払えなくはないのですが、貯金もあまりないため無理をしたくありません。緊急小口資金や総合支援資金などを借りることは可能なのでしょうか。万が一支払いが出来なかったらどうなってしまうのかも教えてほしいです。

男性30代前半 haru_37さん 30代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

相続税一般と金融資産関連の税率や免税などについて

現在は既に高齢のみで老夫婦二人暮らしですが、それでもかっては子供たちがいてにぎやかな家庭でしたが、彼達も独立して社会人になり今はいません。 財産的には現在住んでいる土地・建物などの不動産関係、其れに金融資産としては郵便貯金の他に株式などを多少なりとも保有しています。そこで、特に相続税のことなんですけど、つまり、我が家の遺産相続について色々と相談したかったわけですが、ただ最近になって相続税法も変わったなどの報道にも接していますが具体的には判りません。 特に配偶者に対する相続税が相当に有利な方向に変わったともされているようです。又、配偶者や同居人に関しては居住権というのが有利になっているとも言われ、更に、相続した土地や建物関係の不動産においては居住権とともに、不動産の評価の総額によっては相続税の対象から外れるということも聞いております。そこで、実際にはどうなのか、妻や子供たちへの相続税一般と金融資産関連の税率や免税などについてお伺いいたします。

男性30代前半 orimasaさん 30代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答