2021/03/09

開業するときにかかる、用意しておくべき金額やなど

女性50代 sadamaridamashiiさん 50代/女性 解決済み

開業を考えていますが、どの時にどれぐらいの金額を用意しておくべきなのか、どれぐらいの金額が必要になってくるのか、開業後に税金などどの程度、どういう風にかかるのか、注意しておくべきことなどが知りたいです。

これから独立開業しようと考えています。その業種に関わることはある程度調べはしましたが、実際どれぐらい用意しておいたら比較的安心なのかが具体的にわかるものがなかったので、どのように考えておくべきなのでしょうか。
こちらの希望(例えば店舗を構えるなど)をだいたい主張した場合の上限と下限の金額が具体的ではなくても出るのかどうか。
そして、その金額を用意しておけばどれぐらいの期間一応安心なのか。

開業後、どれがどれぐらい(税金など)かかってくるのかも相談できたら幸いです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 起業・独立
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
開業に関するアドバイスも御受けしていますが、業種によって対応は変わってきます。なぜならばマーケティングが違いますし、集客方法も異なるからです。従いまして、ご質問に記載が不足しておりますから、一般的な考えをお答えしておきます。
店舗を必要とする業種は、サービス業や飲食業がメンイになるかと思われます。このような業種につきましては、ある一定量の広告費が必要であり、開業費+広告費(3か月)が必要となるでしょう。安定した顧客を有する迄には、一年間は必要となりますから、御自身の生活に係る経費は最低でも1年間分は準備しておかねばなりません。続いて、士業やコンサル等は事務所(自宅でも可能)ですが来客に備える為にはワンルーム程度のスペースは必要となります。他に通信設備や事務所の備品などが必要となりますから、事務所をご自宅以外で開設する場合には準備金が必要となります。このような業種は集客が問題となりますので、最低でも3年間は無収入であったとしても生活出来るレベルの資金は必要です。つまり、独身であれば年間300万円程度であり、他に事務所の維持費が必要となります。
企業の形態は、個人事業主であるか法人であるで大きく変化します。個人であれば、開業後税、務署に青色申告の届けをしておけば、後は定期的に帳簿の作成をしておけばよく、翌年の確定申告対応は可能です。しかし、法人となると法人税の申告は複雑であり、税理士との顧問契約が必要となり、毎月2万円程度の顧問料を支払い、帳簿の確認をしてもらわなければなりません。更に確定申告の申請手数料も加わりますから、税理士報酬だけで30万円程度は年間かかります。更に法人住民税が7万円必要となります。
他に個人事業主であれば、国民健康保険税と住民税の支払いが発生しますから、独立前の収入からいくらになるかを、確定申告後自治体に確認しておくことも出来ます。
個人事業主であれば、開業後の所得税は給与所得者のように給与控除はありませんから、その年で得た事業所得(売上ー経費)に基礎控除を差し引いた金額が所得額であり、その所得額に税率を掛けた金額が納税に必要な資金です。また、住民税は所得額の10%程度です。
ちなみに、所得税率は1000円~1,949,000円迄が5%、その後所得がアップする毎に45%迄となっています。

所得金額3,500,000円の場合
3,500,000円×20%-427,500円=272,500円が税額です。
*所得金額は基礎控除(48万円)や健康保険料等などを控除し、青色申告特別控除(10万円or65万円)を控除した結果を想定。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

2021/04/16

起業について

今、飲食店で社員として働いていますが、もともと自分の店を構えたくて始めた仕事でした。スキルも上がり、資金もそこそこ貯まってきました。今働いている職場でも経営面にも少し携わらせていただいていています。年齢的にも最後のチャンスだと思い、1年くらい前から少しずつ物件を探したり、設備などの予算の見積もりを取ったりしています。現在の職場には就職した時から話をしていたので退職自体には反対ではありません。しかし、今、コロナで飲食業界はものすごく厳しい状況になっています。それは自分が勤めているので余計わかっています。しかもいつ終息に向かうのかも不透明です。しかし、昔からの夢でもありますし年齢的にもあと2年以内に決めたいと思っています。生活のこともあるので少しアドバイス頂けたらと思います。

男性40代後半 nontomo721さん 40代後半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答
2021/03/09

家業の事業承継について

実家が株式会社を経営している。主要な事業に関しては赤字が続いているため廃業とし、会社保有の不動産を賃貸するという業態として会社は継続させた上で、事業を引き継ぐことができるのかが知りたい。また副業として会社員の傍ら一人社長として経営出来るのか知りたい。経営できるというのは、不動産所有地と自身の居住地が離れており、そこまで労力を傾けられない状況にあるにも関わらず、事業を営んでいると認定してもらえるかという意味を含みます。またその場合、社長の居住している住宅の家賃を社宅扱いとしたり、事業に関連するもろもろの費用を経費計上することで節税をすることも目的としているため、そういった方法が取れるのかどうかについても知りたい。

男性30代後半 u10525さん 30代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/03/17

相続を視野に入れた不動産経営の姿

固定資産税、相続税の高い1種住居専用地域に先祖からの宅地を持っています。相続を考えると個人の青色申告や白色申告レベルでは小規模宅地等の特例の評価減が得られますが、大した相続税の減税効果は得られません。出来れば相続税がかからない法人化の為に、事業規模にしたいですが、本を読むと課税所得が800万円以上ないと、却って税負担が大きくメリットがないと書かれています。そこで、事業用資産買い替えの特例を使って、もっと広い宅地に買い替えて、そこで課税所得を増やして事業規模にしたいと思います。ただ、事業用買い替えの特例で資産を得ても、以前保有していた固定資産の減価償却しかできない等、必ずしも有利ではないとも書かれています。一都三県で個人の事業用資産買い替え特例の利用例は多いのでしょうか?。又、買い替えの場合、取得する前と後の土地の路線価により一般的に金融機関から融資が得られる可能性の判断基準があるのかどうか、も知りたいです。

男性70代前半 レオコネさん 70代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/03/17

独立するときの経営のための資金力とは

独立したい、起業したいというときには色々と準備しなければならないものがあるでしょう。資金とか人脈とかそういうことなのでしょうが、どんな職業、どんな業界での独立なのか、といったようなことによってもいろいろと違いがあるでしょうから一概には言えないのでしょうがざっと運用資金としてはどのくらいの期間、あんまり収入がなくても会社が維持できるくらいの資金があれば良いといえるのでしょうか。聞いたところによると飲食店などでも赤字が続いたとしても1年くらいは無条件で続けられるくらいの資金力がないと独立しない方がいいみたいなことを聞いたのですがそういうことに関して何かしら基準とか、ボーダーラインみたいなものはあるものなのでしょうか。そうしたことのちょっとした基準があれば知りたいです。

男性30代後半 chachamarutoyさん 30代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/03/09

カフェをしてみたい

私はこれまで数回転職を繰り返してきました。理由は様々ですが、出産(育児)、引っ越し、人間関係などです。現在、福祉系の企業で契約社員として働いています。職場の環境はとてもいい環境ですし、勤務内容を考えると給与もいいほうだと思っています。ですが、将来どうしてもカフェを開いてみたいという夢があります。今働いている福祉系の経験などを生かして、障がい者と一緒に勉強しながら働いていけるようなカフェをしてみたいと考えています。周りにもカフェを1人で経営している方がいるので、話を聞いてみたりしましたが、実際開業資金や、開業のための準備等にどれくらいかかったかなど、詳しいことは教えてくれません。ファイナンシャルプランナーの方には、カフェの開業にはどれくらいの資金が必要か、開業のための許可や資格等はなにが必要かを教えていただきたいです。

女性30代前半 goodtrymiyakoさん 30代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答