高齢時に加入する医療保険などでお勧めはあるでしょうか?

男性50代 tmltetsusumiさん 50代/男性 解決済み

現在53歳会社員で、妻は47歳専業主婦です。娘は25歳で既に独立してます。
今の世帯年収は約1000万円程です。
ご相談したい内容は、今後の医療保険加入に関する件となります。今はメットライフの医療保険に加入。あわせて妻型も追加しており、月に約7000円程の費用が掛かっています。
2年後に更新期となりますが、今後、特に65歳過ぎあたりになるのではと思いますが、保険というのは年齢を重ねるごとに費用が上がっていくものであり、65歳以降と言えば年金を中心とした老後の生活が始まり、今払い続けている費用から更にアップした保険料になり、とても年金からその金額を捻出するとなると将来不安を感じている所です。
将来高齢時に加入しやすい。または負担の少ない保険といったサービスなど教えて頂ければ助かります。あるいは、老後になった時点で不必要となり得る保険の種類などあれば教えて頂きたく存じます。宜しくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 医療保険・がん保険
60代後半    男性

東京都

2021/03/09

もしもの時に備えて、医療保険の加入は欠かせないと思う方もいるかもしれません。
ですが、 日本は公的健康保険の制度が充実しているため、かかった医療費を全額支払うわけではありません。医療費の自己負担額は75歳までは2割~3割、75歳以上の後期高齢者になったら原則1割負担です。

これに、加えて「高額療養費制度」があります。所得によって差がありますが、ちなみに、年収約370万~770万円以下の一般的な家庭の場合、医療費が100万円かかっても、自己負担の上限額は月額で8万7430円です。なお、会社員、公務員の場合、加入の健康保険によっては「付加給付」といって、さらに上乗せ給付を受けられる場合があります。たとえば、大手企業の健保組合は、収入の多寡に関係なく「1ヵ月の自己負担額は2万円」というところもあります。

入院が長期化すれば月々9万円といえども心配する人もいますが、近年は入院が短期化していて、10日以内に半数以上、30日以内に84%が退院しています。大手生命保険会社の一般的な医療保険では、入院給付日額5000円、手術給付10万円が給付されますが、10日間入院しても5万円。一般的に言えば、保険料を貯蓄に回していれば十分賄える(「医療保険は貯蓄で賄うのが基本」)と思われます。
次に、日本人の死因第1位、死因全体の3割を占める「がん」になった場合のことも考えてみましょう。ある大手保険会社が、がん患者を対象に実施した調査では、かかった治療費について、約7割の人が「50万円程度」または「100万円程度」と回答しました。すでに100万円程度の余裕資金がある人は、保険適用の治療のみ利用するのであれば、健康保険と高額量費制度を活用すれば医療保険は不要と思ってよいでしょう。ちなみに、ご自身におきかえ、今までの支払い保険料総額と支払保険金の差額はいくらだったでしょうか。また、今後、払い続ける保険料総額は、いくらでしょうか。

<将来高齢時に加入しやすい。または負担の少ない保険といったサービスなど教えて頂ければ助かります。あるいは、老後になった時点で不必要となり得る保険の種類などあれば教えて頂きたく存じます。>ということですが、

「将来高齢時に加入しやすい。または負担の少ない保険」はありません。なぜならば、高齢になると、保険会社にとっては、保険金を支払うリスクが高まるからです。

「老後になった時点で不必要となり得る保険の種類」については、
基本的に子どもが独立したあとは、高額な死亡保障(死亡保険)は必要ありません。子どもが社会人になったら、解約したり、保険金額を引き下げること(たとえば、葬儀代として200万円の終身保険のみ残すなど)を検討すべきでしょう。
なお、「お宝保険」(生命保険)は残すようにしましょう。バブル経済のころに契約した保険には、予定利率(5.5%など)が高く有利なものもあるからです。

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