保険の必要性と選びかた

ご質問いただきありがとうございます。そのだFP事務所の園田と申します。現在は人から勧められた商品に加入していて、今後も勧められると加入しそうで、何とか保険を理解したいということですね。
保険が必要なのか知るためには、想像をすることです。そして具体的な数字に出来るだけ置きかえてみることです。わかりやすいのは生命保険ですね。ご自身が万が一亡くなってしまったら、経済的に困る方がいるのか、困るとすれば、どれくらいの金額が金銭的に困るのかです。一般的には、独身であれば、残された家族に必要なお金は葬式代程度なものでしょう。医療保険やがん保険は、病気になった時のための備えですね。これには、キホン的には、国の健康保険があり、高額療養費制度というものがありますので、月にかかる医療費に限度ができ、月の上限は9万円程度になります。ただし、個室で入院した際の費用や、食事のお金などは別計算となります。一般的には、医療費専用の貯蓄が200万円程度あれば、民間の保険には加入する必要性は低いと言われています。貯蓄がそんなになくて、医療費が心配であれば、そのまま加入されておくと良いでしょう。他の保険に関しても同様に困るかどうかをイメージすることが出来れば余分な保険には入らなくて済むのではないでしょうか。自分でわからなければ、今回のように専門家に相談してから、判断すれば良いと思います。