NISA、つみたてNISAの違いを教えてください

男性50代 amakuwa0413さん 50代/男性 解決済み

50歳代男性です。老後のための資産運用について相談させて頂きます。現在、預金口座にお金を入れておいても、まったくと言っていいほど利息が付きません。老後のために、少しでも金融資産を増やしたいと考え、つみたてNISAでの運用を検討しています。調べると、毎年40万までの投資についての利益は非課税になるということは分かっているのですが、それ以外のメリットが良く分かりません。証券会社によっては、毎月100円から投資が可能とかの宣伝もあり、疑心暗鬼になります。また、NISAというものもあり、つみたてNISAとの違いが良く分かりません。証券会社のサイトを見ても、NISAは一括投資、つみたてNISAは月額分散投資という程度しか違いが分かりません。投資について、まったくと言って知識が無いため、分かり易く解説いただければと存じます。あまりに無知ですみません。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

東京都

2021/03/09

NISAの特徴は、投資による利益にかかる税金が非課税になるということです。
たとえば、投資信託で10万円の利益が出たとします。この利益には、約20%の税金がかかるため、約2万円が差し引かれ利益の手取りは約8万円です。
NISA口座を利用すると、2万円の税金が非課税となり、10万円が手元に残り「手取り」が増えます(復興特別所得税は考慮せず)ので、おトクな制度です。
NISAには「(一般の)NISA」(2024年度改正予定)と「つみたてNISA」「ジュニアNISA」(2023年度末終了)がありますが、このうち、「NISA」と「つみたてNISA」は、いずれか一方しか利用できません。

NISAを利用するにはいくつかの制限があります。
①年間の投資上限額は、NISAが120万円まで、つみたてNISAは40万円までです。
②非課税の期間は、NISAは、投資した年から原則5年、つみたてNISAは最長20年です。おトクな税金優遇制度だからこそ、制限があるということですね。
③対象となる運用商品は、NISAは株式を始めとして、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)など幅広く、つみたてNISAのほうは、金融庁が定めた条件に合致する投資信託や、ETFに限られています。具体的には、投資信託を購入する際に払う「購入時手数料」が無料で、保有中にかかる「運用管理費用」が一定以下の低いものという要件を満たしたものです。
④また「つみたてNISA」の大きな特徴は、積み立てで商品を購入しないといけません。最高額は40万円÷12ヵ月ですから、毎月約3万3333円までとなります。

投資をする際、「儲け」の足を引っ張るのは「税金」と「手数料」です。非課税のメリットは、NISAとつみたてNISA、いずれもありますが、手数料についてはつみたてNISAに軍配があがります。
NISAは、対象となる商品が幅広く、手数料が高いものも多いのですが、つみたてNISAでは、対象商品は金融庁が定めた「手数料の安いもの」に限られています。
投資初心者は、金融庁がつくってくれた「投資の収益をアップさせる仕組み」を持つ、つみたてNISAがおすすめです。まずは、ネット証券で口座を開き、少額から投資するのも良いでしょう。実践することで、投資能力が磨かれ、不得手はなくなるでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

収入が少なく老後が心配です

かつて、国会で老後を安心して過ごすにあたっての金額が提示されたことがありました。それを聞いて心が打ちのめされたのを覚えています。私自身は契約社員で、コロナ禍の中いつ職を失ってもおかしくない身です。少しずつ副業などで貯金はしていますが、当然ながら額には限度があります。今は両親が健在で、恥ずかしながら50歳という年齢なのに少し助けてもらいながら生活しています。保険なども余裕がなくかけられません。このままだと老後に病気をした際、生きていくことができないのは間違いなく、でも生活費をこれ以上削ることは無理なんです。病気にならないように心がけていますが、それでも罹病してしまったとき、どのように治療費を捻出したらいいのでしょうか。よろしくお願い申し上げます。

男性50代前半 chun4さん 50代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後の生活に必要なお金はどれぐらい?

派遣社員をしていたのですが、先日コロナ禍により派遣切りにあったため、現在求職中です。実家で父親と2人で暮らしています。これまで正社員として働いていたこともあるため貯金は2000万円以上あり、今後実家を相続する予定です。実家は持ち家で、ローンの支払いは終了しています。結婚する予定はないので、贅沢をしなければ無理をして正社員として働かなくてもある程度生活していけると考えていますが、今後は父親の介護も控えており自分の老後の生活も考えなければなりません。40代から安定した職に就くのは難しいので、安定した職に就けなかった場合、貯金が持つか不安です。できれば80歳ぐらいまで生きたいと考えていますが、60歳以降の老後生活においてどれぐらいのお金が必要で、60歳までにどれぐらい貯金しておけば安全でしょうか。よろしくお願いします。

男性40代後半 y-ichiiさん 40代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後生活に関するお金問題に悩んでいます。

現在大学3年生ではありますが、すでに「老後のお金問題」について悩んでいるところがあります。仮に大学を卒業した後に一般企業に就職して、60歳代で定年退職をしたとします。その場合に、退職後の生活費としてどれくらいのお金を貯蓄しておく必要があるのか、ということが非常に気になっています。自分自身が女性であるということもあり、給料は男性よりも圧倒的に低い可能性があります。結婚して配偶者を作るかどうかということもまだ分からないので、いくら貯めておけば安心して老後生活を満足のいく程度に送ることができるかが不安でたまりません。これらのことについてアドバイスなどを実体験を元にして専門の人に説明してほしいと思っています。

女性20代前半 ieooeiさん 20代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 山口 雅史 2名が回答

老後にかかるお金。今のうちにできること。

結婚を考えていて、将来子供もできた場合、老後に必要な金額と、老後に必要な金額にするために今からできることを知りたいです。無難な貯金とかではなく、在宅で可能なことがあるとなおうれしいです。老後の安定した普通の暮らしができる金額に対してできることが知りたいです。できれば猫を2匹飼えるくらいの余裕が欲しいです。一軒家もほしいのでそのローンも計算に入れたうえで、老後に残すためには今何ができるのか、何をしたら効率的にお金を残せるのかが、知りたいです。正直未来への見通しも、貯金もなにもできない状態なので、今からでも遅くない資金運用の方法があれば知りたいなと思います。まったく今の時点でライフプランがズタズタで、うまくお金を貯められません。

女性30代前半 megumi_homeworkさん 30代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

老後の資金どれぐらい必要

私は今製造業の正社員として年収350万円で夫婦で賃貸に住んでいます。年齢は私が25です。今後の人生を考えた時に老後の事が心配になりました。まず、老後にはどれぐらいの貯蓄が必要と思われるでしょうか。今の家に住み続ける場合家賃が7万円ほどなのですがどの程度の貯蓄があれば夫婦二人で不自由なく暮らせるか聞きたいです。また、年金問題になるのですが今の日本の現状で年金はしっかり全額貰えることが可能なのでしょうか。年金が貰える前提の話ではなく年金が貰えない場合でどの程度の貯蓄が必要だったり老後にかかってくるであろう費用について聞きたいです。老後に入らないといけない保険や支払いが必要な税金などのお金に関するものを全て教えて欲しいです。

男性20代後半 そららんりんさん 20代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答