扶養を抜けてパートになるかで迷っています。

女性40代 ta15ribd297kazk7さん 40代/女性 解決済み

つい先日ある資格を取得し、それを生かして転職しようと思っています。しかしその資格を生かして仕事をできる箇所が田舎ということもあり、とても限られている上どちらかというとパートより正規雇用での募集が多いです。現在はパートで扶養の範囲内で仕事をしているのですが、好きな仕事に就くためにも正規雇用で働いた方がいいのかと思っています。ただ現時点ではまだ小学校低学年の子どもがいて他の正規雇用で働くには難しいこともあり、やや勤務時間数の少ない扶養の範囲を超えたフルタイムに近いパートになることも検討しています。ただその場合は社会保険の加入や税金のことも考慮して収入を得なければいけないと思っています。一体どれくらいの年収であれば扶養の範囲内でいるよりもお得に働けるようになるかどうかについて知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 仕事全般・転職・退職
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。ご質問の前に、将来的に必要なお金についてお伝えします。まずお子様の教育費ですが、今後は進学とともに上昇し、最後の大学費用は4年総額平均で700万円ほど必要です。仮に10年の準備時間があるとすれば一年あたり70万円、月々6万円ほど、2人分で月々12万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が話題になりましたが、実際には一般的に倍の4000万円ほどが必要です。これを60歳までの約18年で準備するとすれば一年あたり約222万円、月々19万円ほど貯金が必要になります。つまり大学費用と老後資金だけで月々31万円ほど貯金が必要であり、他の支出も考えれば、これを上回る勢いで本来は貯金が必要です。ただこの金額は一般的に、正社員の共働き夫婦でも極めて達成が難しい水準といえます。現在はどの程度、毎月貯金ができていますか?厳しいかもしれませんが、まずはしっかり知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。結論からいえば、ひとまず「年収150~170万円」を上回れば、いわゆる働き損になりません。逆にいえば扶養の範囲を少し超え、年収150万円未満程度が一番損をします。このため、どうせ扶養の範囲を超える前提なら超えるほどに得ですから、なるべく大きく超えることがおすすめです。一方で上記の通りあなた様の場合、どのみち大きく稼いで貯金に励む必要があります。目先のわずかな損得勘定を積み上げても、結果的に足りなければ足りないほど問題です。正規雇用での募集が多いのはむしろ好都合ですから、正規で働くことを優先して、そのうえで育児のほうをどうするかを考えることをおすすめします。なお、どうしても育児問題を解決できない場合は、ひとまずの繋ぎとして、やりたい仕事でなくても何らかの仕事を自宅にいながら「テレワークで」していくことも一つの手です。もちろん目先の育児も大切ですが、将来的な子供の学費も同じく大切ですから、バランスよく考えて動いていきましょう。

上記の回答について、少し補足させて頂きます。上記の通り、あなた様に必要な貯金額は正社員の共働き夫婦でも極めて達成が難しい水準なので、ただ正規雇用に転職しただけでは、なお相応に足りない可能性が高いです。ここはまず、「副業」でさらに収入を上げつつ、「資産運用」に挑戦することをおすすめします。そして特に老後資金については、それでも準備が間に合わない可能性もあるので、夫婦で「老後・定年後の仕事」を見据えて準備を始めていくこともおすすめです。老後・定年後は働く意欲だけでは足りないことが多いので、しっかり準備に励んでいきましょう。いずれにしても、ひとまず目先の仕事については、年収150~170万円を超えれば損になりません。一方で将来的に必要なお金を考えれば、むしろ大幅に年収を増やすことが必要です。しかも転職だけでは大きく足りない可能性が高いので、他の対策も視野に入れつつ、老後さえも見据えて今どうするかを考えていきましょう。

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