持病あっても新規でがん保険に入るためには?

女性30代 mionasama0802さん 30代/女性 解決済み

2年前から体調を壊して気管支喘息と肺炎をこじらせ、短期の入院をしてしまいました。気がつけば、終身医療保険には加入ずみでしたが、医療保険やがん保険にはその際に未加入でした。入院時は、短期の入院で完治したので自分で払える金額で治りましたが、今後もし癌などで長期入院や手術などが起きたときの事を考えるとやはり医療保険への加入が頭に浮かびます。しかし、調べてみると持病を抱えていたり、1年以内に入院既往歴がある人はどうしても医療保険や癌保険に入りにくく、かつ加入後の保険料が高くついてしまいます。現在は高額医療費制度もしっかりとあるので、このままま医療保険には未加入でいくべきか、もしくはきちんと加入すべきなのか非常に迷うべきところです。メリットやデメリットを教えてもらいたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 医療保険・がん保険
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問へ回答する前にあらかじめ留意いただく点について記載させていただきます。

それは「気がつけば、終身医療保険には加入ずみでしたが、医療保険やがん保険にはその際に未加入でした」という部分にあり、内容が矛盾している点です。

ただし、質問全体を見ていきますと、医療保険の加入に対する必要性についてお尋ねのようであることから、上記内容は打ち間違えとみなし、当初から医療保険に加入していないという前提で回答をしていきます。

はじめに、医療保険は、病気やけがなどが原因で入院した場合などにおいて、保険金が支払われる生命保険にあたります。

医療保険の必要性は、人によって異なるものの、特に、質問者様のように、一度入院をすることで、ある程度まとまった医療費負担を強いられた人にとってみますと、医療保険やがん保険の必要性は高く感じることが一般的です。

質問内容を見ても「今後もし癌などで長期入院や手術などが起きたときの事を考えるとやはり医療保険への加入が頭に浮かびます」とあることから、将来の医療費負担に懸念があると推測され、このような人にとってみますと、医療保険の必要性は高いと考えられます。

以下、医療保険に加入するメリットとデメリットを簡単に紹介していきますので、それらを参考に医療保険の加入について改めて検討されてみることが望ましいでしょう。

医療保険に加入するメリット

・入院を伴う医療費負担の補填として役立つ
・生命保険料控除が適用され、所得税および住民税の軽減が図れる
・保険適用外の治療費補填として役立つ場合がある

医療保険に加入するデメリット

・病気やけがをしない場合の保険料は基本的に掛け捨てになる
・解約返戻金がない場合や解約返戻金があってもごくわずかである
・貯蓄性がない
・持病があったり健康状態が悪い場合は加入できないことがある
・保険金の支払事由に該当しない場合、保険金が支払われない(必ず保険金が支払われるとは限らない)

おわりに

仮に、質問者様が医療保険に加入しない場合は、質問者様が2年前に体験したようなことが将来起こってしまったとしても余裕を持って医療費負担ができる状態を作っておく必要があると言えます。

この場合、本来ならば、医療保険として支払う必要がある保険料を医療貯蓄などの名目で積立預金しておくなどが最もわかりやすいかもしれません。

医療保険を考える上で重要なのは、あくまでもご自身が入院などを伴って入院した場合の医療費負担に懸念があるかないかです。

ご自身の資産から医療費を支出しても余裕があるのであれば医療保険は必要ないと言える一方、十分な貯蓄もなく、医療費負担が生活費と二重になって厳しいと思うのであれば、医療保険に加入して準備しておくのが望ましいと言えそうです。

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