夫が会社員からフリーランスに！家計管理どうする？

ご質問ありがとうございます

今回のコロナでは多くの方へ影響が出ていますね。今後の生活も大きく変わるのかも分かりません。

個人事業主は公的な保障が少なくなります。

まず遺族への保障として、厚生年金加入時には、18歳になった年の年度末までのお子様がおられる配偶者に遺族基礎年金がお子様の人数により支給されますが、一番末のが18歳になってその年度が終われば遺族基礎年金は支給されなくなります。

お子様が大学に行かれておられると一番お金が必要な時期に収入が大きく減少してしまいます。

怪我や病気の時もサラリーマンの時には、仕事を休んだ時も一定の条件で傷病手当が支給されますが、自営業の場合は、この保障はないので、保険などでカバーしておく必要があるでしょう

また老後の年金も厚生年金に加入されていた分は反映されますが、これからは国民年金保険料をご夫婦二人分の負担となり、年金額も基礎年金がベースとなります。
老後2000万円問題や老後の生活費の不足すると言われていますが、この老後の年金に対しても自営業の方は少なくなる可能性がありますので、早めに準備をする必要があります。

ただ個人事業主は退職時期が決まっていない為に、長く働ければ収入も得られるので、この働く期間も考えておく必要があります。

個人事業主は、年金保険料が夫婦二人分必要となり、国民健康保険もご夫婦二人分が必要となってきます。
さらに遺族への保障やご夫婦の老後の生活費の準備とサラリーマンの方よりもご自身で準備をしなくては増えてきます。

保険や貯蓄などを効率よく活用されて、万全の対策をとられてください