2021/03/09

開業するタイミングは?

女性50代 kondy22さん 50代/女性 解決済み

長年フルタイムで勤務した職場を退職しパートタイムの仕事を始めましたが、あまりやりがいが感じられずに辞めてしまいました。

コロナ下ということもありしばらく専業主婦でいましたが、自分自身の収入がないことに不安を感じるため、最近クラウドソーシングで働き始めたところです。

色々調べていると、クラウドソーシングで働く際、開業届を出す方が税金的にも有利との経験談を見かけます。

まだ全然稼げているとは言えない状態で、開業どころではありませんが、来年には最低でも扶養をはずれるくらい稼ぐことを目指しています。

開業届を出す方がいいかどうかは、どこで判断すればよいのか、月収いくらを超えたらなどの目安などあれば教えてください。

1 名の専門家が回答しています

キムラ ミキ キムラ ミキ
分野 起業・独立
40代後半    女性

鳥取県 島根県

2021/03/09

個人事業主を始めるのであれば、開業届は出さなくてはなりません。提出が遅くなっても、罰則規定はありませんので、必ず開業届を出しておきましょう。開業届を出すことによる大きなメリットは、青色申告特別控除が受けられるという点です。

青色申告特別控除とは、青色申告(正規簿記の原則に従った複式簿記で記録し、確定申告の際に、貸借対照表と損益計算書を申告書に添付する申告方法)を行ったものについて受けられるものです。控除金額は、原則として55万円(e-Taxによる電子申告あるいは電子帳簿保存のいずれかを行う場合は65万円)となっています。つまり、55万円または65万円の節税が図れるということです。

確かに、開業届を出さない場合でも、白色申告者として確定申告を行うことができます。白色申告者は、平成25年まで不動産所得・事業所得・山林所得の収入の合計が300万円を超える事業者にのみ記帳や帳簿保存の義務がありました。しかし、平成26年度の制度改正により300万以下の事業者にも記帳・帳簿保存が義務付けられています。

つまり、以前は白色申告であれば、帳簿付けの義務等もなかったので、あまり収入もないからという理由で白色申告を選択する人もあったと思います。しかし、現在は白色申告でも帳簿付けの義務があるため、会計ソフトなどを利用するのであれば、その手間はさほど変わらないと考えてもよいでしょう。

ただし、青色申告の承認申請を受けるためには、納税地の所轄税務署長に「青色申告承認申請書」を提出しなければなりませんが、以下のような期限があります。

【すでに事業を行っている方で、新たに青色申告の申請をする場合】
その承認を受けようとする年の3月15日まで

【その年の1月16日以後に、新規に業務を開始した場合】
その開始日から2ヶ月以内

2020年分については、青色申告の承認を受けることが難しいかもしれません。2021年分からについては、十分間に合うので準備をしておくことをおすすめします。もし、現在、失業給付を受け取っているのであれば、青色申告者になると対象外になってしまうので、2021年分から青色申告をする方が都合がよいかもしれませんね。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

2021/04/16

起業について

今、飲食店で社員として働いていますが、もともと自分の店を構えたくて始めた仕事でした。スキルも上がり、資金もそこそこ貯まってきました。今働いている職場でも経営面にも少し携わらせていただいていています。年齢的にも最後のチャンスだと思い、1年くらい前から少しずつ物件を探したり、設備などの予算の見積もりを取ったりしています。現在の職場には就職した時から話をしていたので退職自体には反対ではありません。しかし、今、コロナで飲食業界はものすごく厳しい状況になっています。それは自分が勤めているので余計わかっています。しかもいつ終息に向かうのかも不透明です。しかし、昔からの夢でもありますし年齢的にもあと2年以内に決めたいと思っています。生活のこともあるので少しアドバイス頂けたらと思います。

男性40代後半 nontomo721さん 40代後半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答
2021/03/09

専業主婦が自宅住所を使用して起業した場合の扶養について

現在、自宅を利用して企業を検討している40代の主婦です。主人は公務員で、幼稚園に通っている双子の子どもがいます。私は起業に向けて準備をしていますが、当初はあまり収入を見込めません。そのため、主人の扶養になるべく長く入りたいと考えています。そこで質問が3つあります。①私が、開業届を出してもある程度の収入が超えるまでは扶養に入り続けることが出来ますか。具体的には、扶養手当の受け取りと、厚生年金と健康保険の加入が不要扱いとして出来れば良いと考えています。②私の仕事での収入がどのくらい超えたら、扶養からはずれますか。③法人を作った後はプロバイダー利用料や、家賃として少しでも家にお金を入れたいと考えています。主人自身が副業をしているわけでは無いので、副業禁止の公務員の場合でも受け取りは可能でしょうか。

女性40代前半 ayapon17さん 40代前半/女性 解決済み
横山 晴美 1名が回答
2021/03/09

買い付け代行は個人で可能かどうか

これまでいくつかの海外の国で生活してきており、現在は日本に戻っています。そこでこれまでの経験を活かして海外の雑貨、衣服など買い付け代行、または個人輸入代行をして生活したいと考えております。まず個人で始めるため買い付けた品物はハンドキャリーか郵送で日本に仕入れることを想定していますが、この場合には税の関係、または個人輸入したものを販売することができるのか、などの法でクリアしなければならない問題を検討しています。貿易会社とは異なり、まずは個人で行うため、最初の先行投資を限りなく低く抑えながら徐々に広げていくことを想定しているのですが、法関係からいくとまずどのあたりの整備から始めるとよいか考えています。なにかアドバイスをいただければと思います。

男性40代前半 happy9999さん 40代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/04/30

起業か専業主婦か

現在、子供が2人と主人と暮らしております。さらに、3人目の出産を控えております。今は、専業主婦をしております。家族が増えることに当たって、生活費等の出費が増えることが予想されるので、主人の給料だけでは心配なので、生活費を稼ぐために私も働きに出ようかと思っております。以前していたライターの仕事をしようかと思っております。しかしながら、現在主人の扶養に入っておりますので、下手に収入があると扶養から外れることを心配しております。扶養から外れると、税制面での扶養の優遇や、健康保険の扶養、配偶者手当等がなくなるのではないかと心配しております。もし、他から収入を得る場合は、どのくらいの稼ぎにしておいた方がよいかのアドバイスをいただけるとありがたく思います。

女性40代前半 meg1118さん 40代前半/女性 解決済み
小高 華子 1名が回答
2021/04/16

独立するとして法人を作るか個人でやるかで迷っています

40代男独身、扶養家族なしの正社員の営業職で年収約600万円、貯蓄約1000万円です。コロナの影響で約1年テレワークをしてきまして、通勤の必要がないことの快適さを満喫しており、加えてパソコンとスマホさえあればすべて完結できる商材ということで、独立することを考えています。独立といっても新たに事務所を借りるつもりはなく、当面は自宅で業務をすることになると思います。自宅を所在地にして法人を設立するのと個人でやるのとでどのような違いがあるのかがよくわかりません。同じ売り上げでも支払う税金の種類と金額が違うということくらいはわかるのですが、具体的にどう違うのか、また税金以外にそれぞれどのような出費が必要なのかということもわかりません。そのあたりをしっかり理解して決めたいのでアドバイスお願いします。

男性40代後半 repothさん 40代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答