老後の生活資金に備えるうえでの資産形成について

男性40代 tamaさん 40代/男性 解決済み

報道番組などにより老後に安心して生活するうえで年金収入とは別に2000万円程度の資産を保有していることが望ましいようである。しかし銀行の利息は0.003%くらいと低く、今後金利が上昇する見込みも薄いことから定期預金では資産形成を行うことは難しいようである。株式投資や投資信託の購入、純金積み立てや先物取引等投資の方法にもいろいろ種類があるようであり、自分としても何か始めてみたい気持ちは持っているが、今までに投資の経験がなく何から始めたらよいのか全く分からない状況である。その他、NISAやREITなどについても知識を得たいと考えているが、投資全般に詳しい家族や友人もおらず、本やネットで集めた情報だけd投資を始めてみることは不安に感じるので専門家にアドバイスをもらいたいと考えている。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

老後の資産形成においてベストな方法は「長期・積立・分散」です。この3つの要素を組み合わせることで様々なリスクが軽減されます。元本が減るリスクはゼロにできませんがこのリスクも軽減できます。投資と聞くと「価格」だけに目が行ってしまいますが、投資の成績は価格と量の2つで決まります。量は保有している総量のことです。積立投資の基本となる「ドルコスト平均法」は毎月一定の金額で対象の商品を買い付けていく方法です。毎月1万円で積立を行うとします。対象商品の価格が1000円とすると10コ買うことができます。翌月価格が500円になったとすると20コ買うことができます。合計(総量)は30コになります。2か月後に価格は1000円に戻ったとすると10コ買えます。総量は40コです。投資額は3万円です。この時の価値は4万円(1000円×40コ=40000円)です。一度も最初の値段以上に上がっていませんが、1万円(4万円ー3万円)の収益となっています。これが積立投資なのです。価格が下がることで量を仕込むことができ、将来、ここで仕込んだものが宝物に化ける種になります。これが長期になればなるほど量が増えるので、上記の効果がアップされる可能性が高くなります。
運用対象は世界株式型投資信託がお勧めです。具体的な銘柄を選ぶ必要はありますが、株のように多くの銘柄の中から1銘柄を探すような知識も労力も必要ありません。重要なことは「世界経済が長期的に成長すること」です。国や企業を選ぶ必要はありません。企業業績が伸びれば株価は上昇します。しかし、どの企業が伸びるかはわかりません。だから、市場全部を買う方法(インデックス型)かプロに任せる方法(アクティブ型)を取るために投資信託になります。どこの国が伸びるかもわかりません。だから世界になります。経済は一時的もしくは局所的にに落ち込むことはありますが、長期化したり全世界規模で同時多発的に起こることはめったにありません。また、経済の成長の原動力は人間の欲や向上心です。これがなければ新型コロナワクチン開発がこんなに早く進むことはありません。
これだけ?と思われるかも知れませんが、これが基本です。簡単、と思われたらあとは一歩踏み出すだけです。

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