老後の生活資金はどれくらいかかるか

男性60代 hr_stream1962さん 60代/男性 解決済み

現在正社員で働いていて、年収600万円もらっています。現在58歳で定年まで2年を切りました。定年後も65歳まで雇用は継続してもらえるらしいですが、現在の給与の30%減となります。公的年金は65歳からで、5年間は何が何でも働かないと
収入はありません。個人年金も67歳から年間30万円もらえる様、個人年金保険に加入しています。実際の所、公的年金は65歳からいくらもらえるのか知りたいです。また、老後の生活資金は年間どれくらいかかるか知りたいです。妻はずっと専業主婦で、第3号保険に加入しています。最悪2人合わせればどれくらいもらえるのでしょうか。生活資金が足りない場合、現在から資産運用で儲かる方法はありませでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

東京都

2021/03/09

(ご質問)は、まず、実際の所、公的年金は65歳からいくらもらえるのか、ということですが、

公的年金の平均受給額(厚労省「厚生年金保険・国民年金事業の概況(平成30年度)」データ)は、
夫サラリーマン、妻が専業主婦の場合は、年金平均月額21万7182円です。この金額を終身受け取れます。
あくまでも平均値ですので目安と思っていただければと思います。

自分の年金額は、毎年、誕生日に、日本年金機構から通常ハガキで送られてくる「ねんきん定期便」で確認いただければと思います。ハガキ裏面の「3.老齢年金の種類と見込額(年額)」に記載されています。なお、ねんきん定期便を見るときの注意点は、50歳以上の人には、60歳まで同じ働き方、給与水準のまま働き続けると仮定して計算した見込額が書かれています。
また、日本年金機構のホームページ(ねんきんネット)に登録すると、受け取れる年金の見込額を試算したり、年金加入履歴を確認できます。

なお、「ねんきん定期便」には載っていないものでは「加給年金」「振替加算」「厚生年金基金による代行部分」があります。
たとえば夫(厚生年金に20年以上加入)が、65歳から年金を受け取る際、年下の妻がいたら、妻が65歳になるまで「加給年金」(年額39万900円)という加算を受けることができます。また、妻が65歳になると、加給年金はなくなり、今度は妻が基礎年金とともに「振替加算」を受けることになります。こちらは一生続きます。
具体的には、年金事務所に問い合わせて確認しましょう。  

(ご質問)老後の生活資金は年間どれくらいかかるか知りたいです、ということですが、

夫婦2人の老後に必要な生活費は、最低必要生活費で月22万円(年間264万)、ゆとりある生活をしたければ月36万円(年間432万)と言われています(生命保険文化センター調査)。

なお、老後は悠々自適、海外旅行に行ったり、車を買い替えたり、子どもの結婚資金も準備したい・・・そんなゆとりを持ちたければ、さらに準備すべき老後資金は増えるでしょう。

(ご質問)生活資金が足りない場合、現在から資産運用で儲かる方法はありますでしょうか、ということですが、
どんな投資にもリスクがつきものです。金融庁の調べによりますと、おもな都銀や地方銀行で投資信託を保有している人の半数弱が損失となっています(2019年3月末時点)

わたしが勧めるのは「iDeCo」「NISA」「つみたてNISA」です。節税効果がありますのでお得です。詳しくは
まずは、インタネットで調べていただければと思います。
シニア投資の極意は、とにかく老後資金を守ることを最優先に、失っても致命傷にならない金額で運用することです。投資には「絶対」「確実」はありません。リスクの許容範囲でお金(最悪なくなってもいいお金)で投資することが大切です。
また、退職金は、金額もさることながら老後資金という面で大きな意味を持つお金です。退職後にまとまったお金を焦って使う必要はないと思われます。

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