投資信託

男性30代 アキラさん 30代/男性 解決済み

投資信託への投資についてのご質問です。

投資信託は積立購入が基本だと思います。基本がそうなのは理解しているつもりです。
ただコロナなどの影響で株式市場の動きが激しい中、売って買い直すのも一つの方法なのではないかと思っています。
しかし、ネットなどを見ても投資信託を短期的に売買することはあまりおすすめされていないように思います。

これは証券会社や運用会社が運用資産の減少を避けたいからなのではないかと思うのですが、FPの方の目線ではどう思いますか?

配当が無いのに長期保有だけ促すような宣伝をしていることに違和感を感じています。FXのスキャルピングのようなものを想像しているわけではありませんが、買って持っておけばいいというようなことも無いはずと思います。正直な意見が聞きたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容について、保険や投資信託などの金融商品を販売しておらず、FXを自身の資産運用として行っているFPが率直に感じていることを回答していきます。

はじめに、投資信託をスポット買いすることによって運用益を得るというやり方も1つの運用方法であり、質問者様がご指摘されていることは決して誤ったものではないと考えます。

とはいえ、投資信託は、株式やFXなどと比べて基本的に大きな値動きがしにくい特徴があると感じており、短期的に売買を行うことで運用益を得るには正直適さない金融商品であると思っています。

加えて、投資信託の場合、株式やFXとは異なり、「売り注文」を入れることで利益を得られず、基本的には「買い注文」で、値上がりを待たなければならない特徴があります。

したがって、FXで例えるならば、高金利通貨と呼ばれる通貨ペアに「買い」でポジションエントリーを行い、スイングトレードやポジショントレードといった長い時間をかけて、スワップポイントを得ながら含み益を成長させていくのに近い形が投資信託へ投資をすることと置き換えても良いのではないかと思います。

言うまでもなく、高金利通貨のように1日の値動きがあまりない通貨ペアは、スキャルピングをはじめとした短期売買に不向きなものにあたり、投資信託をスポット買いして短期売買を行うことは、これに近い形と言い切っても良いのではないかと私は思っています。

また、投資信託をスポット買いして短期売買でそれなりの運用益を得るためには、最初の投資金額がある程度まとまった金額でなければ期待できません。

仮に、それなりの高値で買付してしまった場合、いわば、含み損を抱えた状態でいつまでも塩漬けすることになる場合も十分考えられ、これでは運用効率が著しく悪くなるとも考えられます。

そのため、投資信託は、ドルコスト平均法が活かせる積立購入をする方が結果として多くの資産形成ができるきっかけになると思われ、長期投資が最も望ましい金融商品であると思います。

ちなみに、「ネットなどを見ても投資信託を短期的に売買することはあまりおすすめされていないように思います」とありますが、こちらは投資初心者の立場になって考えるとわかりやすいでしょう。

投資信託の積立購入は、少額で始められ、簡単、楽、時間をかけてまとまったお金が築きやすいなどのメリットがあげられ、要は、投資初心者にとって需要があり関心を得られやすいですよね?

まとまったお金で投資信託をスポット買いして短期売買をしましょうと言われても、まとまったお金がない人も普通に多くおられるほか、わからないものにいきなり大きなお金を投じれる人はまずもって少ないでしょう。

また、ネットの情報は、サイト運営者が広告収入を得るなどの仕組上、ユーザーが多く関心を持ち、需要が高い情報でアクセスが上がらないと、無償で情報発信する意味がないといったことも大きく関係していると言えそうです。

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