老後、今のような穏やかな暮らしができるのか不安です

女性40代 ankouniさん 40代/女性 解決済み

老後2000万円というフレーズだけが先行して、気持ちばかりが焦る時期がありました。友人とは世帯年収の話は触れないような流れになっていますので、具体的な話はできません。「絶対無理よね~」って言ってうなずいているのだけれども、「本当かな。みんなは2000万円ためれるんじゃないかな」と思ったりすることもあります。我が家は夫婦で年収400万。私は看護師ですが、扶養内のパートでずっとやってきています。追いつめられると年収が倍になりますが、今の生活をそこそこ気に入っています。節約は好きで、年収400万円の生活を楽しんでいます。大体1400万くらい貯蓄しています。年100~120の貯金ペースです。しかし、子供の成長とともにこのお金が底をついていくんだろうなと思っています。どのくらいからまたどんどん貯金できるようになるのでしょうか。主人の祖母の持ち家で、ローン、住居費もいりません。車もキャッシュで買いました。10年は乗ろうと思っています。祖母の空いている土地に一戸建ての小さな住宅4戸建て(間にフィットが入っています)家賃収入も少しあるとのことです。どのくらいの金額か、祖母から主人に権利が移るまでわかりません。贅沢はいいませんが、今のパートままで、老後今のような暮らしができるのか心配です。今私たち夫婦が親に土地や建物を用意してもらったように、子供に何かをのこそうと思ったら、私もしっかり働かなければならない状況なのか知りたいです。よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。ご質問の前にまずは、一般的な今後のお金についてお伝えします。まず気にされている老後資金2000万円問題ですが、これは実際のところ「せめて2000万円くらいは貯めておいてね」という意味合いが強く、実際には一般的に倍の4000万円ほどが必要です。またお子様の教育費は最後の大学費用がポイントであり、4年総額平均で700万円ほど必要になります。そして今や大学生の約半数が奨学金や教育ローンを使っている、つまり親の準備が間に合っていないのが実情です。まだ割安な学費でさえこれですから、多くの一般的な世帯は十分な老後資金など貯めていません。4000万円を貯めている60代前半の方は2割にも満たず、半数以上の方は2000万円もなく、2割程度の方は500万円以下の貯金額で定年を迎えているのが現実です。すでに高齢世帯の4割は老後破産状態であり、今後この割合は増えていくと予想されています。残念ですが、周囲の多くがこの問題を笑っているのは貯めているからではなく、現実や未来を知らず考えもしない、危機感がないからです。学生時代の勉強を思い出し、周囲に合わせつつ、あなた様はしっかり備えていきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。まず上記の老後資金4000万円とは、簡単にいえば「年金額と日常生活費の差額×40年程度分」です。あなた様は世帯年収400万円なら手取りは300万円ほど、貯金額が120万円なら差し引き約180万円、月15万円ほどが生活費でしょうか?一方の将来的な年金月額は、おそらく夫婦で月18万円ほどになります。つまり年金の範囲内で老後も現在の生活が成り立つ計算ですから、日常的な生活費としての老後資金は問題ない可能性が高いです。まずはご安心下さいませ。…しかし、現在の貯金はおそらくお子様2人の大学費用で消えます。一方で車の買い替え、相続予定の現在の家の修繕費は必要です。お子様への結婚資金や住宅資金援助、夫婦の介護費用が必要になる可能性もあります。コロナで肝心の年金の減額などもあるかもです。現在のペースでも年120万円×18年で2160万円が貯まりそうですが、少し怖いかもしれません。将来の家賃収入も未知数ですし、お子様に相応のものを残したいなら尚更です。なるべくなら、まだ現役中の今のうちに余裕を積み上げておきましょう。

ご質問について、少し補足させて頂きます。一般的に、貯金額というのは自然に増えることはありません。たとえお子様が家を出ても、その分の生活費は浪費に消えることが多いです。貯金額を増やしたい場合は、しっかり家計を管理しつつ収入を上げる必要があります。また将来的なお金のため、「資産運用」に挑戦するのも一つの手です。リスクはありますが、たとえば今後の年120万円×18年の貯金を5%運用すれば、60歳時点で約3376万円になる計算になります。いずれにしても、一般的な老後資金問題は想像以上に過酷です。しかしあなた様に限っては大丈夫な可能性が高い反面、日常的な生活費以外の支出を考えると不安が残るといえます。お子様への相続も考えるなら尚更です。自分が働かない代わりにお金に働いてもらう資産運用くらいは視野に入れ、なるべく不安なく老後を迎えられるよう最低限の準備・行動はしていきましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後にかかる費用について

現在、老後に関する資金に関しては、職場での確定拠出年金での運用しかしておらず、後は退職金や生命保険払済みで何かあった時は対応したいと考えております。老後のセカンドライフを送るにあたり、年金暮らしが現実的ですが生活費の他、冠婚葬祭費、趣味のお金、お祝いのお金や各種イベントでのお金の支出が増えることが懸念されます。そんな中で、老後のお金を全般的にどのようにして貯めておけば良いのかをアドバイス頂きたいと思っておりました。また、収入と支出のバランスについてや貯金や確定拠出年金の他に何かやっていて損はない資産運用について、贈与や相続が上手くできる方法などについてもご教授願いたいと思います。よろしくお願い致します。

男性30代後半 gakus.roadさん 30代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

不安に感じる老後に備えた資産づくりについて

2,3年前頃から老後2000万円問題という言葉が言われるようになり、退職した後に2000万円の貯蓄がないと生活することが難しいと聞きとても不安になりました。今後年金も現在現役世代の私たちはいつ頃から受給することができるのか、どれだけの金額を受給することができるのかとても不安です。漠然と不安は常に抱えながら、なんとなく資産運用をして備えているつもりではありますが、今後子どもができたり、マイホームを購入するとなったら、資産状況も変わってくるかと思いますし、それに伴ってどう対策をしてくべきなのでしょうか。手元にある資産もマイホームを購入するとなったらまとまった資金が必要になると思い、あまり多額の運用を行うのは不安に思ってしまいます。でも何も金利付かないところにおいておくのも勿体ないと感じます。老後に備えたお金の置き方についてアドバイスが欲しいです。

女性30代後半 くーねるさん 30代後半/女性 解決済み
植田 英三郎 古戸 賢一 2名が回答

老後にかかる予想外のお金

子供が小さい時にかかってくるお金や、教育費などに関してはこれからすぐに自分の身にふりかかってくることなので実感できますが、老後にかかってくる費用となるとまるで実感がなく、何にどれくらいかかるのかが見当もつきません。漠然と老後になった時の心配をしていても、何にどれだけ心配なのか言える若い人は少ないと思います。なので、老後になってから気が付く予想外にかかってしまう費用などが知りたいです。良く入院したら家族の食費、交通費が負担になったという話を聞きますが、こうした体験した人でないと語ることができない出費があれば知りたいです。前もって若いうちに知ることによって、漠然とした老後の不安も少なくなるのではと思います。

女性40代後半 hannamoさん 40代後半/女性 解決済み
梅川 ひろみ 1名が回答

老後の生活資金の調達方法について

老後の生活を経済的に安定させたいのですが、現在支給される公的年金だけではとても十分とは言えないと思います。前政権が打ち出しましたアベノミクスも実感として経済回復を感じられる物ではありませんでした。今後日本の経済が劇的に回復する可能性は極めて低いと言わざるを得ません足元の消費者物価指数も、日銀の目標値と実態値では大きな乖離があります以上の現実を踏まえて自分の老後生活に対して漠然とした不安感があることも事実ですのでトータル的なご相談や、アドバイスを頂きたいと考えます。自分にできる対策としましては、証券会社での資産運用、例えば株式投資、投資信託、外貨預金、不動産投資及び不動産運用など、色々と対策はしているつもりですが、これで十分だとは言えません。預貯金、定期預金の利息も一向に上昇するとは思えません

女性50代前半 oyusama415さん 50代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

投資ビギナーでも老後資金づくりのため投資を始めた方がいい?

昨今のコロナ禍における先行きの不安から、老後資金づくりとして投資をすべきか悩んでいる。今は、妻と愛猫1匹との平穏な暮らしですが、そんな中、心配なのが老後の備えである。老後に向けた貯蓄を始めたものの、この低金利でほとんど増えないと思われる。また、年金や退職金にしても、私が手にする頃にはどのくらいになっているのか。であるならば投資を・・・と最近考えているのが、まったく経験がないため、不安もある。私のようなビギナーでも老後資金づくりのため、投資を始めた方がいいのか?投資以外に有益な方法・手段があるのか?

男性50代後半 exacoolさん 50代後半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答