投資信託のリターンがよいものはどのようなリスクを伴いますか

男性50代 yhwork1211さん 50代/男性 解決済み

現在、400万円を証券会社の投資信託に預けさせていただいて運用していただいています。比較的リスクの少ないものということで、リターンも少なめです。
1年以上運用させていただいていますがリターンが少ないので、もっとリターンの多い投資信託に乗り換えをさせていただきたいと考えているところです。
しかしながら、現在の投資信託の基準価格がはじめたころの基準価格よりも下がっていることもあり、解約すると損をすることになるため解約できずにいます。投資信託の内容ですが先進国の債券によるものですので、比較的上げ下げが少ないといわれてきましたが、ここのところ下がり気味で困っています。
乗り換えしたいと考えている投資信託は基準価格が低いため、現在の投資信託から乗り換えさせていただくと4倍程度のリターンになり多くなる予定になっています。ただし、証券会社のご担当者が言うには、基準価格が低いため現在運用中の投資信託よりもリスクも多いと言っておられます。リスクが多くなると、どんな不具合が発生するのか、あまりわかりません。
単純に考えると今よりもリターンが4倍程度増えることはとてもうれしく思わせていただきますので乗り換えたほうがいいと思わせていただくのですが。私のようなあまり詳しくないものにとってこういったリスクが多くなるような投資信託は手を出さないほうが無難なのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

新型コロナ禍で世界中の債券市場はバブル状態に拍車がかかり、債券型投信はさらに難しい展開となっています。基本、投資信託は10年程度の長期での運用を主眼としているため、短期運用では実績が出にくくなっています。債券型はその傾向が尚更強くなっています。
現在の債券市場は、新型コロナによる金融緩和政策で各国の中央銀行が債券(特に国債)を購入しその代金として資金を市場に放出してますので、需要が多く価格が高くなっています。つまり、株式以上にバブルとなっていると考えられます。マイナス金利が存在するのはこのためです。価格高いが株と異なり青天井ではありません。しかも、価格が高いということは利回りは低いことになります。債券型投資信託に実績が振るわない理由がこの2点を生み出している経済環境です。また、この外部環境はすぐに改善されるとは思われません。現状のまま新型コロナが終息したとして、債券を売却し資金回収に政策転換をした場合、債券価格が急落する可能性が出てきます。やり方次第では債券バブル崩壊となり、新型コロナ禍以上に景気の後退を招くことになるからです。つまり、債券型投資信託の受難の時期は今しばらく続きそうだと思います。
乗り換えについてですが、基準価格が低いことには理由があります。証券会社の担当の意見を鵜呑みにするのではなく、まずは、モーニングスター社のHPや運用会社のレポート等で運用状況を確認することをお勧めします。一時的な落ち込みなどは運用対象銘柄により挽回する可能性がありますが、長期間にわたり基準価格が下落している場合は、運用の哲学(運用方針)が間違っている可能性があります。このような投信は基準価格の上昇は難しいと思われます。もし、証券会社から勧められている商品が毎月分配型であれば、タコ足配当になっている場合もあるので確認が必要です。リターンが高いということはリスクも高い、何らかの落とし穴があると思っても過言ではありません。乗り換えに手を出さないほうが良いとは一概に言いませんが、よく調べ、検討してからのほうがよいと思います(手数料等のコストもかかりますので)。

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