貯金は生命保険の代わりにならないのか?

男性30代 denkiirukaさん 30代/男性 解決済み

生命保険というのは将来に備えて入っていくものであり、性格としては貯金に近いような印象です。貯金も将来に備えて、もしものときを想像して行うものであり、保険料を支払って生命保険に入るくらいならば、自分で将来に備えてお金を貯めておくという行為でもいいんじゃ?と個人的には思えてきます。私は生命保険などに関して、そこまで詳しくは知りませんから、そういう考えが浮かんできてしまいますけど、実際に貯金は生命保険の代わりになるのか?という点について知りたいです。実際に代わりになるのであれば、将来的には生命保険よりは貯金で対応したいなと思っています。それぞれメリット、デメリットがあると思うのですが、貯金と生命保険の違いについて詳しく教えてもらえればと思います。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 生命保険・終身保険
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

保険と貯金は全く別物です。貯蓄性のある保険、終身保険や養老保険はその貯蓄性ゆえ似たような性格の商品と思われますが一緒ではありません。保険の機能はあくまでも保障、リスクへの備えです。確かに貯金(すぐに動かせる資金)が10兆円もあれば万一の葬式費用や入院などの医療費も保険で賄う必要はありません。死亡した理由が交通事故で加害者だった場合は相手の治療費や慰謝料を支払う必要も出てきます。保険は契約成立直後からそのリスクに備えた資金を用立てることができます。つまり、貯金は生命保険の代わりにはなりません。
個人的な意見になりますが、終身保険のような貯蓄性のある保険でも過度な保険金額にする必要はないと考えます。支払う保険料がすべて貯蓄に回るのではありません。保険料は純保険料と付加保険料に分けられます。純保険料は純粋な保険料でその中の一部が貯蓄に回ります。付加保険料は平たく言うと生命保険会社の費用です。保険会社に働く人達の給料の一部です。そう考える保険は必要最小限に抑えたくなりますよね。必要最小限に抑えるとお金は貯まりません。この点からも保険と貯金は別物になります。
付け加えると、以前の保険であれば積立利率が預貯金よりも格段に良かったため利用するメリットはありましたが、現在では低金利下で積立利率に大差はありません。保険の積立利率は契約時に決まってしまうので、契約後に金利が上昇して原則変わりませんが、預貯金金利は保険より低いのが通常です。

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