2021/03/09

保険会社にだまされないための注意ポイント

男性70代 tnjmk0121さん 70代/男性 解決済み

最近、身内の者が有力ながん保険会社から保険の切り替えを進められました。ところが、セールスの担当者から話をいろいろ聞いていると、保障の内容が大きく変わるわけでもないのに、保険料がアップすることに気が付きました。保険会社の担当者に問いただしてみると「言われてみればおっしゃる通りですね。」という回答でした。
保険会社が、はじめから騙すつもりで、新商品を売り込んできたのか、と愕然としました。あるいは、ひょっとするとセールスの担当者自身が契約の内容をよく把握していなかったのではないかとさえ疑いたくなりました。
最近、保険の関係では様々な「だまし」が横行しているように思われます。
保険会社にだまされないための注意点をぜひ教えてください。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 保険全般
50代前半    男性

全国

2021/03/09

「だまし」と言ってしまうと怒られるかもしれませんが、ご相談者さまがうすうす感じておられることは、完全に的を射ていると思います。
生命保険会社または代理店の担当者は、次のいずれかに当てはまります。
一方は、顧客のためにならないのはわかっているけど、販売しないと自分の収入が増えないので、顧客をうまく言いくるめて販売する人です。顧客がサインしてクーリングオフしなければ、どんなに非合理的な商品を販売したとしても、合法になります。
他方は、顧客のためになると教育され、顧客のためにならないのになると思い込んで販売する人です。言い換えれば、保険のことをよく知らない人のことです。個々の商品知識はたとえ豊富だったとしても。
実際は、おそらく後者の方が多いと感じます。ですから、決して悪い人ではない場合が多いと思います。結果的に「だまし」が横行しているように思えても、本当にだますつもりでやっている人は、そんなに多くはないでしょう。
そもそも保険とは、その保険の対象となる事態が起こったときに、手持ち資金では対応できないほどのお金の負担が発生すると考えられる場合に、不足分のみを必要最低限で補うためのものです。
例えば、小さい子どもさんがいる一家の働き手に万一があった場合に備える死亡保障は、多くの場合、保険でなければ備えられない典型的なリスクといえるでしょう。
一方で、預貯金等で備えることができるリスクにまで保険を使ってしまうと、お金がいくらあっても足りなくなってしまいます。
大手生命保険会社の商品ラインナップをみると、おびただしい数の商品が並んでいますが、本当に必要なものはせいぜい一つほどしかありません。
ご相談者さまのプロフィールを拝見すると、70代でいらっしゃるようです。おそらく二人の子どもさんも独立されているのではないでしょうか。
保険会社にだまされないための注意点は、保険に入らないことです。保険は、できる限り早く「卒業」することを目指すものです。
保険会社に保険料を支払うのではなく、その分をご自身の口座に積み立ててリスクに備えてください。
このような極めて当たり前のことを、生命保険会社や代理店の担当者はなかなか教えてくれません。

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