2021/03/09

個人年金の積み立てについて

女性30代 sumireiさん 30代/女性 解決済み

以前から、様々な個人年金の形態について誘われることが多く、自分自身でもどの個人年金に加入して良いのか?もしくは、個人年金のメリットがどうしても見えてこないような気がしております。結局は、貯蓄していた方で、個人年金につきましては、掛け捨てにならなくなるのかな?と言う形で、貯金と同じではないのか?と考えております。結局個人年金に投資した分につきましては、個人年金の利回りも銀行と同じような感じで、0.001等の世界であるとしますと、メリットが本当に少ないと実感してしまいます。個人年金にすることと、貯金で貯めることの差について教えて頂きたいなと思います。貯金でも同じように定期預け入れにして、自分からは気軽に引き落とせないようにすることで個人年金と同じような効果を得られるのではないかと考えております。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 保険全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問の中にある「個人年金」を「個人年金保険」であるものとして回答をしていきます。

はじめに、個人年金保険は、老後の生活資金を準備するための生命保険にあたり、保険契約が開始されてから満期まで保険料を継続して払い続けた場合、満期保険金がこれまで支払った保険料よりも多くなって返ってくる仕組みになっています。

つまり、保険差益が得られるため、総称して「貯蓄性の高い生命保険」と言われることもあり、個人年金保険は、老後生活資金を準備するための貯金と置き換えても良いと思われます。

ただし、保険契約の途中で個人年金保険を解約した場合、解約返戻金は、これまで支払った保険料よりも少なくなるため、結果として元本割れし、貯金の意味が無くなってしまう点に注意が必要です。

個人年金保険に加入すると生命保険料控除が受けられる

定期預金と個人年金保険を比較した時、大きな違いの1つとしてあげられるのが生命保険料控除です。

個人年金保険に加入し、1月1日から12月31日までの1年間で支払った保険料は、生命保険料控除として一定の計算式にあてはめた金額を所得税および住民税を計算する際の所得控除として適用が受けられるため、結果としてこれらの税金を軽減させられる効果が得られます。

特に、個人年金保険の場合、「税制適格要件」を満たした保険契約の場合、個人年金用と区別される生命保険料控除が適用されるため、他の生命保険に加入しているのであれば、より有利な税申告ができる期待が高まります。

なお、個人年金保険の税制適格要件は、以下の4つの条件をすべて満たした個人年金保険の契約となります。

1. 年金受取人が契約者か、またはその配偶者であること
2. 年金受取人が被保険者と同一人であること
3. 保険料の払込期間が10年以上であること
4. 確定年金・有期年金の場合、年金受取開始が60歳以降であること、かつ受取期間が10年以上であること

おわりに

質問には「以前から、様々な個人年金の形態について誘われることが多く、自分自身でもどの個人年金に加入して良いのか?もしくは、個人年金のメリットがどうしても見えてこないような気がしております」とあります。

まず、そもそも質問者様は、将来の老後資金を準備したい希望があるのか?が、質問全体から読み取ることはできないため、そこの部分が目的に合っているのであれば、個人年金保険への加入を検討するのも良いと思います。

また、「貯金でも同じように定期預け入れにして、自分からは気軽に引き落とせないようにすることで個人年金と同じような効果を得られるのではないかと考えております」とあることから、仮に、将来の老後資金を準備したい目的があったとするならば、むしろ、個人年金保険や定期預金に比べると「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の方が得策だと考えます。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、個人年金保険よりも節税効果が高く、将来の資産形成金額が期待でき、かつ、60歳になるまで引き出すことができないため、強制的にお金が貯められることにつながります。(令和2年度現在)

改めて何のためにお金を貯めるのか、目的をはっきりとさせた上で、得策になる手段を探し、活用されてみるのが質問者様にとって望ましいと言えそうです。

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