老後に備えるべきお金について

女性30代 chisaponさん 30代/女性 解決済み

老後について備えるお金についてですが、今現在僻地に居住しておりまして、あまり、出る機会がありませんので、不自由な環境でありますが、極端に不自由な環境と言う訳でもありませんでして、外出の頻度が少ない状態で僻地でなんとかやっていけていると言う状況であるのですが、老後につきましては、主人が今の仕事について早期退職である50代後半になってからか、普通に定年退職した時点で移住を考えております。やはり、都心部の方で生活が便利でありますので、
いざ、病気になった際に、すぐに掛かり付けの病院があることで、速やかに受診できることが大きなメリットであると考えているのですが、田舎に住んでいる状態と、都会に移住する場合では、やはり、お金の使い方は変わってくるのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず田舎と都会では、やはりお金の使い方は変わってくることが多いです。一般的に一番違うのは「車両費と家賃」が挙げられます。田舎では一人一台の車両が都会では不要なことが多く、代わりに都会では田舎に比べて極めて家賃が高額なことが多いです。そして最終的には当人の生活スタイル次第ですが、それでも多くの場合で必要な生活費が田舎と都会で大きく変わるようなことはありません。ただ一方で、田舎に比べて都会は誘惑(欲を刺激する品や施設・人)が多いため、どちらかといえば生活水準も都会のほうが高くなりがちです。なお、田舎と都会ではお金の使い方以外にも、「基本的な常識」が大きく違います。代表例は「人付き合いや地域との関わり方」でしょうか。どちらのほうが生活しやすいかは当人次第です。ぜひお金とともに他の要素も踏まえて、最終的な居住地を選びましょう。

関連して、老後資金についてもお伝えします。先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、これは実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。これを60歳までの約29年で準備するなら一年あたり約138万円、月々11万円ほど貯金が必要になります。またご年齢的に、もし今後お子様を望まれる場合、教育費は22年総額で一人につき1400万円ほどが必要です。一年あたり約64万円、月々5万円ほど貯金が必要になります。逆にお子様を望まれない場合、将来的な老々介護が確定しますから、代わりに夫婦で2000万円ほどは介護費用を別途、準備しておきたいところです。これを老後資金に合わせて約29年で準備するなら一年あたり約69万円、月々6万円の貯金が必要になります。つまりあなた様の場合、少なくともざっくり月16~17万円程度は貯金が必要です。これは専業主婦世帯には簡単には準備できない金額であり、もし準備が不十分なら、それだけ老後破産の可能性が高まってしまいます。ぜひあなた様の望むライフプランに合わせて、お金の準備にも励んでいきましょう。

少し補足させて頂きます。貯金額を増やすもっとも基本的な方法は「共働き」です。そして最近ではコロナの影響で「テレワーク」も浸透しつつあり、これなら職探しも働くのも自宅にいながらできますから場所は問いません。また老後資金などは実際に必要になるまで時間がありますから、「資産運用」に挑戦するのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約64万円、月々5万円ほどで60歳時に4000万円を準備できる計算になります。簡単にまとめると、都会と地方ではお金の使い方は確かに違い、どうしても少しは都会のほうが生活水準も高くなりがちです。一方で、一般的に老後資金は4000万円程度が必要であり、他に教育費または介護費用も準備が必要になります。専業主婦世帯のまま準備するのは極めて大変ですから、必要に応じて共働きや資産運用なども視野に入れて、ライフプランに合わせた準備をしていきましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

将来、日本に帰った時から始められる老後のお金対策について

現在、海外で働いており、いつかは日本に帰国して働きたいと思っております。住民票を抜いてきている為、NISAやiDECOなど出来ず、将来の為の資金の増やし方に悩んでおります。海外に住みながら老後のお金を蓄える事が出来る方法があれば、教えて頂きたいです。現在は年金型保険に加入はしておりますが、それだけでは足りないと思っております。国民年金についても任意で加入し、支払いを続けております。現在は海外で現地採用の為、自分自身の都合で日本に帰国する事が選べます。5年以内ぐらいには日本に帰りたいと思っておりますが、その時から始められる老後のお金の増やし方を教えて下さい。例えば40歳から始められる方法があるのが、望ましいです。

女性40代前半 kyao0801さん 40代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

老後に向けた資産形成及び住宅について

現在30代で夫婦共働きで、これからの子どもの教育資金の準備や、老後の資産準備に本気で取り組んで行きたいと考え始めました。そして目下一番の悩みが、今の所、社宅に住んでいるのですが、住宅をどのタイミングで購入するか(もしくは購入自体するのか)という点です。幸い、福利厚生が充実しており、社宅には格安で居住することが出来、今の職場も長く勤めたいと思っているので、定年(再雇用中も社宅住居可能)まで住み続けることも可能です。社宅の立地や間取りは大きな問題もなく、ローンの金利や固定資産税、修繕費等、持ち家リスクを考えると、このまま社宅でも良い気がしています。その場合、老後に中古で購入もしくは賃貸に住み続けるとなると、現役の時に終の棲家を確保しておくのと比べて、顕著なリスクや問題点は出てくるものでしょうか?ご教授頂けると幸いです。よろしくお願いします。

女性40代前半 pkabaさん 40代前半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

老後のお金の具体的金額

まだ30代ですが、いまから老後のお金が気になっています。と、いうのも少し前に老後のお金が話題になったためです。2000万円というのは少し誇張しすぎているのではないかとも思いつつ、実際は本当にそのくらい必要になるのかなど、正直かなり不安を煽られてしまいました。そこで知りたいのが、実際はどのくらいのお金がかかるのかという点です。2000万円というのが事実なのであれば、主にどのようなことにお金がかかるのかということが知りたいのです。現在駆け出しのフリーランスでありまだ月に10万円いけばいいほうという稼ぎのため、老後のためにお金を貯めなければならないのであれば相当頑張る必要があることから具体的に目指すべき目標を知っておきたいです。また、国民年金の支払はしていますが、これが本当にもらえるのかというのも不安に感じています。

女性30代後半 po73さん 30代後半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

老後資金の準備について

結婚が早かったこともあり、子供たちの大学卒業が私が50歳の時には終わります。家内は専業主婦でパート。正直なところ老後の資金は50歳からと考えていたのですが、45歳にして79歳までの住宅ローンを抱えることになりました。子供たちに残してやれる資産としては下りもしない物件を買ったので充分ですが、定年後の住宅ローンの支払い、生活費を考えるとかなり厳しいと考えています。とは言え、生活を考えても50歳以降でなければ貯蓄や投資に回すお金が渡せそうにありません。具体的にどのようにプランニングしていけば良いのかファイナンシャルプランナーの方と相談の上いちどいくつかシミレーションをしてみたいと思います。結果として、少しでも早く始めた方が良い、残念ながらマンションを手放した方が良いと言うことであればそれも方策に入れたいと思います。

男性50代前半 tammnoさん 50代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

子供が巣立つ前にしておくべき老後のための下準備が知りたいです

40代夫婦、両親と同居、未就学児が2人いて住宅ローンもあります。コロナ禍で現在〜将来と収入面での不安があり、子供達がまだ小さいのでこれからどんどん出費が増えていくのが目に見えています。生活の質を落としたくはありませんができる限り出費を抑えているものの、なかなか生活費を削れていないように思います。これから先、どういう場面を想定して貯蓄や資金運用をしていくべきでしょうか?両親も高齢で父親も入退院を繰り返しています。近い将来介護などの心配もあるとはいえ、万が一やこういう場面に備えておくべき/蓄えておくべきというシチュエーションが具体的に想像できません。見えない不安をクリアにして備えられるようご教授いただければ幸いです。

女性40代後半 じむじむさん 40代後半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答