老後に必要な資金は?

男性50代 628296さん 50代/男性 解決済み

老後生活資金についてお教え下さい。
夫婦2人世帯であり子はいません。、現在民間の賃貸住宅に居住しています。
「夫」
52歳、自宅にてクラウドワークにて収入を得ています。
「妻」
病気療養中であり、自分自身の厚生年金及び企業年金を受給しています。
「夫」は、現在は国民年金ですが、厚生年金に約30年加入していました。現在の収入は年間約200万円程度であり、妻の厚生年金及び企業年金と合わせて約500万円にて生計を立てています。資産は約2,000万円保有しています。クラウドワークでの収入は今後も継続する予定です。
今後、大きなライフイベントは予定していませんが、老後には、どれ程の資金が必要なのでしょうか。お教え下さい。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ご質問についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要なことが多いです。この内訳は、簡単にいえば「年金と生活費の差額×30~40年分」になります。つまり、もらえる年金額より生活費(生活水準)のほうが低ければ、延々と年金で生活できることになりますから、特に老後の生活資金を心配する必要はありません。年金額は、ご質問を見る限り奥様が約300万円(これは終身でしょうか?)、将来的な旦那様は150万円程度かと考えられますから、総額450万円程度です。現在の世帯年収より少し落ちる可能性が高く、これをそのまま考えれば50万円×40年でちょうど2000万円の資金が必要になります。しかし一般論でいえば、夫婦2人なら年収450万円あれば十分に生活できますから、特に貯金を崩すことがない可能性が高いです。まずは、これらをしっかり知っておきましょう。

続けて、ご質問に絡めてお伝えします。上記の通り、基本的な生活費としての老後資金は年金だけで足りる可能性が高いです。ただ一方、お子様がいないとの事なので、「介護費用」としての老後資金は考えておく必要があります。老々介護のうえ、奥様の病気も考えれば尚更かもしれません。実際の介護費用の金額は未知数ですが、一般的には一人500万円、できれば余裕を持って一人1000万円、夫婦2人分で2000万円は見ておきたいところです。ちょうど、現在の資産をそのまま充てれば足りる金額になりますね。しかし、だからこそ逆に資金的に余裕がないともいえますから、たとえばあなた様の今後の医療費や老後を楽しむための費用なども考えれば、できれば準備を上積みしたいところです。幸い、会社員と違ってクラウドワークなら定年がないでしょうから、60歳以後も今のまま長く働けば事足りる可能性が高いかと考えられます。ぜひ生活費以外の老後資金を考えておきましょう。

少し補足させて頂きます。実際の介護費用が必要になるのは相応に先の話でしょうから、現在の2000万円を「資産運用」に回して上記の余裕を作るのも一つの手です。リスクはありますが資産運用なら、仮に半分の1000万円を5%運用できれば、20年後には約2653万円になる計算になります。30年後には約4322万円になる計算ですから、上記の余裕のための資金としても十分かもしれません。また自営になられたことを活かして、「国民年金基金」に加入するのもおすすめです。簡単にまとめると、あなた様の場合は老後の生活資金は年金だけで足りる可能性が高く、夫婦の介護費用も現在の資産で足りる可能性が高いといえます。一方で、その他の費用も考えると少し余裕を上積みしたほうが良いかもしれません。自営として60歳以降も長く働くことを基本に、必要に応じて資産運用や国民年金基金なども視野に入れて、安心して老後を迎えられるよう準備していきましょう。

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