idecoで毎月どのくらい貯めるのが良いのか。

男性50代 hirotomasatoさん 50代/男性 解決済み

iDecoを活用すると、所得控除があると聞きました。私の勘違いであれば申し訳ありませんが、お教えください。今48で、退職まであと12年、その後65までは給与は減りますが、今の会社で継続的に雇用されます。今の手取りが、ボーナスも含めると毎月50万円程度、うち住宅ローンで毎月10万円ひかれます。住宅控除は再来年まで、それを過ぎると住宅控除がなくなり、今までは所得税を結果的に納めていなかったのが、年間25万円程度の所得税を納めることになります。所得税を年間10万円程度の納税にとどめたい場合、毎月iDecoでどのくらい積み立てればよろしいのか、計算できますでしょうか。毎月10万円程度積み立てれば良いのではと考えております。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 年金・個人年金・iDeco
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問について、回答を行った2020年10月現在の法令に基づいて回答をさせていただきます。

はじめに、iDeCoに加入しますと、1月1日から12月31日までの1年間に支払った掛金の全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除の対象になります。

ただし、iDeCoでは、掛金の上限が設けられており、個人が置かれている状況によって、1ヶ月で拠出できる掛金に上限があります。

具体的に、質問者様の場合、職業が会社員(正社員)であるという情報より、国民年金の第2号被保険者に該当することが考えられ、iDeCoの掛金上限は、以下のいずれかに該当します。

1.勤務先に企業年金がない会社員:月額23,000円(年額276,000円)
2.企業型確定拠出年金に加入している会社員:月額20,000円(年額240,000円)
3.確定給付企業年金または厚生年金基金と企業型確定拠出年金に加入している会社員:月額12,000円(年額144,000円)

参考:iDeCo公式サイト iDeCoってなに?iDeCoの仕組み

上記内容より、質問内容にある「毎月10万円程度積み立て」することはできないことになります。

また、ご質問の情報では、上記1から3のどれに該当するのか判断がつかないため、毎月iDeCoでどのくらいの金額を積み立てれば良いのか回答をすることは難しいと考えます。

仮に、質問者様が勤務している会社に企業年金がないものとし、月額23,000円(年額276,000円)を1年間で拠出したとしても、年間25万円程度の所得税を年間10万円程度に留めるのは、税金の計算上、困難です。

そのため、iDeCoを活用しつつ、他に節税するための対策がないのか、住宅ローン控除の適用がなくなる前に、税金のシミュレーションをしながら、具体的に模索しておきたいものです。

たとえば、医療費控除の適用有無、ふるさと納税を活用した寄附金控除、配偶者控除または配偶者特別控除の適用有無、扶養控除の適用有無あたりは、再度確認されるのもよろしいかと思います。

FPの実務経験上、本来ならば適用することができる所得控除を適用し忘れていた、税法上、認められていることがそもそもわからなかったなどの理由で、もれている場合が意外と多いと感じています。

質問者様も専門家である税理士やFPへご相談することで、もしかしたら、ご自身がわからなかった新たな発見を得られるのかもしれません。

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