分散投資について

男性20代 博さん 20代/男性 解決済み

「わたしにもできる分散投資のはじめ方について」

わたしは、現在学生をしており、将来社会に出るに当たって漠然と自分の将来に不安を感じています。そして、その不安は、経済的自立に関する不安なのだと考えています。自分は果たして経済的に自立できるのであろうか、そして働けなくなったときのリスクに備えられるようにしているのか、不安でたまりません。そのため、その不安を解消するべくインターネットで投資について勉強をしはじめて見ようと思い、少しずつ手をつけました。その時に、投資は分散投資が鉄則だと聞きました。確かに漠然と分散を行うことによってリスクが減ることはわかりますが、どのような銘柄に分散させて、どのような資産に分散させるのが良いのか、いまいち掴みにくいなあと感じています。そこで、分散投資の基礎基本について教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

投資における分散は2つあります。1つは国や資産の分散です。もう1つは時間の分散です。前者はよく取り上げられますが、後者も重要です。
前者の分散は国であれば日本、米国や欧州、そして新興国のように地域を分けることで資産を分散させます。ロシアショックやアルゼンチンデフォルトのような地域限定の急落イベントを回避するためです。資産分散は株式や債券などに資産を分散させることです。これは「同じかごにすべての卵を入れるな」という格言が示す通りなので説明は不要と思います。株式の銘柄分散も分散と思っている人が多いようですが、厳密に言えば分散にはなりません。株式という一つのカテゴリーに集約されている点と収益を求めると一定の業種の資金が偏る傾向が出てくることです。例えば、日経平均株価を構成する業種は33業種です。その33業種すべてに資金を均等に振り分けなければ分散したことになりません。しかし、こうすると斜陽産業にも資金が回ってしまいます。収益の面からみると無駄金です。これは日経平均株価など株価指数に連動するインデックスを買うことで解決できます。
後者は買うタイミングずらすことで一括投資を避けることです。解決策は積立投資です。積立投資の基本となる「ドルコスト平均法」は一定の金額で対象銘柄を購入し続けます。価格が高くなれば買う量が減り、安くなれば量が増えます。投資の成績=価格×量です。時間分散は量を増やす方法の一つです。分散することで値下がりによる損失リスクも分散されます。この考え方では価格急落時にスポットで買うことも分散投資となりますので、価格下落時にも勇気を持って買って行くことができます。少しオリジナル感はありますが、これが分散投資の基本と考えます。

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