夫婦二人の転勤族の老後について

女性40代 hamarinさん 40代/女性 解決済み

夫婦二人の転勤族(海外赴任含め)です。今現在も転勤中で、まだこの先も地元に戻れる予定はありません。このような状況なので、マイホームを購入できていません。周りの友人も40代ですから、地元神奈川ではマイホームをとっくに購入しています。地元に戻れるのは50代半ばか後半、もしくは退職後となりそうです。このまま賃貸暮らしをしていても、地元に戻った途端、暮らしの地盤がなくなりそうで不安を感じています。夫は長男ですが、神奈川でも田舎の方なので実家を継ぐ予定はありません。実家の隣りの隣の市は二人で新婚時代に住んだこともあるので、そこにマイホームを買いたいと(一軒家希望のようです)言っております。ただ、私たちは子供もいないのでマンションでもいいのでは?また、マイホームを購入するのが年齢が高くなるので、ローンもあまり頼らない方がよいと思っています。何歳くらいまでに購入に動いた方がよいでしょうか。また、それまでにいくらの貯金があると老後資金、マイホームを購入代含め、ゆとりを持てるでしょうか。ちなみに今の貯金は約7000万円、年収は950万円程度です。ただ、来年度はコロナもあり900万円くらいに落ちるかも知れません。また主人の会社は50代になると職責から外れることになっているので、50歳からは年収700万円代くらいまで落ちるかも知れません。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず、居住地が落ち着かない中での不動産購入は控えることがおすすめです。住まないのに購入すれば、それだけ住む頃には劣化しますし、誰かに貸すのも簡単ではありません。またそうすると、実際に不動産を購入・選択するのは約18年後になる可能性が高いですから、その頃に改めて以後の老後資金などを考えながら決めることをおすすめします。また老後資金は先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。あなた様夫婦は相応に年収が高く、ひいては相応に生活水準も高そうですから、6000万円程度は見ておいたほうが良いかもしれません。マイホームの値段は夫婦次第ですが、ざっくりマイホームと以後の老後資金で1億円ほど見ておけば、ゆとりある老後生活を送れるかと思います。まずは基本として、これらを押さえておきましょう。

さらに、ご質問についてお伝えします。最終的には夫婦の生活水準や考え方次第ですが、少なくとも子供がいなければ、老後は老々介護が確定です。このため別途、介護費用を見積もるか、またはマイホーム資金の一部を先々の老人ホーム入居費に充てるのも一つの考えになります。ちなみに介護費用は、一般的には1人500万円、夫婦2人分で1000万円、できれば余裕を持って2000万円ほど見ておきたいところです。これも見積もるなら、60歳時に1億2000万円を準備することをおすすめします。一方、現在の貯金は7000万円との事ですから、差額は5000万円です。単純に60歳までの約18年で考えれば1年あたり約278万円、月々23万円ほど貯金が必要になります。他方、現在の貯金のうち5000万円ほどを資産運用に回せば、リスクはありますが仮に5%運用できれば、60歳時に1億2033万円になる計算です。お金があるほどに老後を豊かに暮らせますから、銀行で眠らせているくらいなら、資産運用に回すことをおすすめします。少し、検討してみましょう。

少し補足させて頂きます。結局のところ、あなた様夫婦は老後をどのように暮らしたいですか?仮に神奈川県に住むとして、住まい以外の生活はどのようにお考えでしょうか?また老後の仕事への希望はいかがですか?上記の計算は、あくまで一般論にすぎず、夫婦の希望・願望次第で大きめに必要な金額が上下しても不思議はありません。老後をどのように暮らすかは、あなた様夫婦次第です。ひとまずの見積額は上記の通りですが、それよりまずは夫婦で老後のライフプランを話し合いましょう。簡単にまとめると、ひとまずマイホームの購入は転勤が落ち着いてからをおすすめします。そしてあなた様夫婦の場合、マイホーム資金と老後資金、そして介護費用を合わせて60歳時に1億2000万円ほど準備しておくのが一つの目安です。現在の貯金との差額を貯金で考えると月23万円ほど必要ですが、現在の貯金を資産運用に回せば十分に準備はできます。もっとも、それより先に夫婦で老後のライフプランを煮詰めることが大切です。ぜひ明るい老後を迎えられるよう、励んでいきましょう。

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