子供の学費と家計について

女性50代 RIRIririさん 50代/女性 解決済み

我が家は子供が3人いるのですが、3人とも大学への進学を考えています。そのため、最低限必要と思い3人が高校を卒業するときまでに国公立大学の4年分の学費+αで一人400万ずつを貯めてきました。世帯収入は現在約800万です。そして、第一子がすでに国立大に入学したのですが、遠方に下宿で6年掛かることになりました。下宿になると、あっという間に貯金が減っていきました。第二子はこれから受験で、今の感じでは国公立は難しく、本人の希望を考えると私立で県外下宿となりそうです。第三子はまだ小学生なのでこの先どうなるかは全然分かりません。家のローン等、借金は一切ありませんが、主人はあと7年で定年です。私がもっと収入を増やせばよいのでしょうが、義母の面倒をみるため、思うように増やせません。このような状態で、うまく大学の費用をまかなっていけるのかアドバイスしていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

大賀 香代 オオガ カヨ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
50代前半    女性

大分県

2021/03/09

RIRIririさん、ご質問いただきありがとうございます。
お子様の学費400万円ずつの準備がすでにできているとのこと、本当に素晴らしいですね。
よく考えてやりくりされていることとお察しします。

お子様の教育費についてですが、我が家と少し似たケースなので、参考にお話しさせていただきますね。

我が家は子どもが3人で、一番上が夫46才の時に生まれ、2番目が48才、一番下の子は夫が50才の時の子です。夫は公務員で昨年退職しました。
退職までの間に一人500万円の学費を貯めましたが、一番下の子は勉強があまり好きでないけど、学校の先生になりたいという思いが強く、私立大に行くかもしれません。

そんな時に思うのは、「私立にいくかもしれないから、私立の学費+生活費として1000万円貯めなきゃ…」ではありません。
私は「最低限の親の義務は果たした」と誇りを持っています。

500万円という数字は、国立大学4年制に自宅外から通わせた時の平均的な学費と仕送りの合計額です。
この数字は、「家族が幸せでいるため」と「親としての義務」のバランスと考えて設定したものでもあります。

なので、一番下の子は中一ですが「勉強が苦手でもいいけれど、それでも大学に行って先生になりたいならお金が必要だよ。親ができるのはここまでだから、あとは自分で頑張るんだよ。自分のお金を使いたくないなら、国公立大学に行けるよう頑張りなさい」と話しています。

子どもの望む進路を叶えてあげたいのはやまやまですし、親として当然のことのように思われるかもしれませんが「親の役目はここまで」という線引きも必要です。
教育費に全力投球して、老後費が貯められなかったとしたら、結果子どもに負担をかけてしまうことになるかもしれません。

それでも教育費にかけてあげたいのなら、どこかにしわ寄せがくるのを覚悟する必要があります。

大切なのは、お子さんとしっかり話をするということです。
RIRIririさんはしっかり学費を準備されています。子どもの学費が準備できなかったと、嘆くことはありません。子ども自身の選択で、準備していた金額が足りなくなることは親の責任ではありません。

高校を卒業すれば、たとえ大学生であろうと一人前。子どもを一人前の大人として、家族の一員としてお金の話をすることは当然のこと。
「子どもにお金の心配をさせない」時代はとうに終わっています。
「親は頑張って準備した。でも足りないかもしれない、足りないお金をどうするか?」と一緒に考えることは立派な金銭教育にもなります。
「借りる」「もらう」「稼ぐ」などの選択肢をお子さんができるよう、アドバイスしてあげてください。

また、夫が会社員の場合、夫の給与を増やすことは簡単ではありませんので、収入を増やす方法は「妻が働く」しかありません。
夫も年齢的に責任ある仕事をしているかもしれませんが、親の介護について協力を求められそうな現状でしょうか?

夫とお金のことを話すときは「大変なの」「お金が足りない」など、漠然とした不満では伝わりづらいです。
必要なお金を具体的に明示し、そのためにこのくらいの時間の労働が必要で、それについては義母のお世話をあなたにも協力してもらいたい。と、順序良くお話できる工夫が必要です。

一人で悩まず、家族を巻き込むことを「当たり前」にして、明るく乗り越えていきましょう!

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