税金の意味について

女性40代 hyoukai76さん 40代/女性 解決済み

最近になって税金の意味が根本から違っていたという事を聞きました。多くの人は徴収した税金で色んな財源に充てているという風に考えているが、実際は税源ではないと聞いてかなり衝撃を受けました。なんとなく徴収した税金で国を回しているというイメージだったのですが実際は税金自体は調整機能の役割でこれで国を回しているわけではないと聞いてその時々で税金の在り方を変えていかないといけないという事でした。なので、今のような大変な時に消費税増税をやるような事はあり得ないという事でこれまでの日本のデフレからしても消費税がある意味はないという事でした。それにもかかわらず税金が国の財源であるかのように思わせて増税をするのが仕方ないと思わせる国やメディアのやり方に疑問を感じます。プロの視点からどう思われますでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代後半    男性

全国

2021/03/09

単に誰かから聞かれたお話だけを根拠に、どう思われますでしょうか、とすべてを他人に丸投げされるのではなく、まずはご自身で事実を確認し、そのうえでどうあるべきかをご自身のアタマでお考えになってみてはいかがでしょうか。
本当に誰かが言ったのか、それとも勘違いなさっているだけなのかは不明ですが、ご相談者さまは、税金は社会保障をはじめとするさまざまな公共サービスを受けるための財源ではなく、景気に合わせて増減税を行ったりする「調整機能」の役割に過ぎないとご認識されているようですね。
ならば、警察や消防には誰がどのような形でお金を出しているのでしょうか。警察官や消防士さんが自腹を切ってパトカーや消防車を購入し、毎日ボランティアで働いているのでしょうか。
道路の信号はいつも消えることはありませんが、あの電気代は誰が負担しているのでしょうか。
みんなが支払う健康保険料だけでは、こんなに医療を安く受けることはできません。
みんなが支払う年金保険料だけでは、年金額はもっと低くなるでしょう。
医療も年金も、税金が投入されています。しかも、税金だけでは足りないので、子どもや孫の世代から借金を積み重ねて何とか今の水準を維持しているのです。
さらに、高齢者の増加と、保険料や税金を主に負担する現役世代の減少がこれからも続いていきますから、税収を増やさないとますます負担を先送りし続けていくことになります。
もっとも、資産や所得が多い人からより多く税金を納めていただくことは必要だと思いますし、実際そのような方向性にはなってきています(これも、格差の拡大を緩やかにするための「調整機能」ですね)。
しかし、国の税金で最大の比率を占めるのは消費税です。これをなくすなら、すべての信号を消灯する程度では全然足りないでしょう。
みんなが現状を認識したうえで、将来にわたって誰もがそれなりに安心して暮らし続けていくためにも、消費税は早期に上げるべきだと私は考えます。
単に税金を負担する立場からだけではなく、公共サービスを受ける立場からも、一度お考えになってみてください。

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