年金だけで足りるの?家賃の支払いはどうすればいいの?

女性50代 blue8269さん 50代/女性 解決済み

老後はとても不安です。
お金の問題と、施設の問題についてとても心配しています。
現在、賃貸の住宅に住んでいて、夫婦共働きなので家賃の支払い、生活費、娯楽費などは
おそらく人並み程度に賄えていると思います。
しかし、定年退職を迎えた後、年金のみの収入になった時に、家賃の支払いができるのかどうかがとても不安です。年金で、光熱費や食費の支払いはできるにしても、そこに家賃の支払いができるのかどうか、また、家電製品が壊れたときの買い替えができるだけのお金があるのかどうかが、とても不安です。今ほどの暮らしの程度よりも落ちることは
覚悟していますが、どこまで落ちるのか、心配でなりません。夏のエアコン代の節約、冬の暖房費の節約、車がかかせない地方の暮らしですが、維持費の支払いもできなくなるのでしょうか。
もう一つが、施設の問題です。
将来的に施設にお世話になると思います。
いくらあったら入居できるのか、年金だけの額で足りるのか。
また、介護されるようになって、施設の人に虐待されたり、お金をだましとられたりするのではないかをともて不安に思っています。
私の場合、子供がいないので、助けを求める家族がいないため、どこにも何も言えるところがない、相談できるところがないためです。
お金をだましとられて、一文無しになって、施設を追い出されたら、どうしたらよいのか。
虐待されているけど、誰も助けてくれなくて、気づかれなくて、一人苦しむだけなのか。
老後の不安、不自由なことでいっぱいになることをとてもとても恐れています。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず正社員+パート(専業主婦)世帯の場合、将来的にもらえる年金額は月20万円程度です。一方、生活費は個々人や地域にもよりますが、おおむね月30万円程度かかることが多くなっています。どう転んでも、少なくとも年金を下回ることは稀なのが実情です。このため、60歳までに相応の老後資金を準備しておくことが大切になります。ちなみに先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に人生100年分、つまり約40年分が必要ですから、倍の4000万円程度が必要になることが多いです。これを60歳までの約11年で準備するとすれば一年あたり約364万円、月々30万円ほど貯金が必要になります。これは正社員の共働き夫婦でも極めて準備が難しい金額です。準備が不十分で、老後生活の途中で貯金が尽きたら老後破産となり、以後は亡くなるまで強制的に上記の年金の範囲内での生活を強いられることになります。厳しいかもしれませんが、まずはしっかり現実を知っておきましょう。

続けて、ご質問についてお伝えします。上記の老後資金準備が難しい場合、もっとも基本的な対策は「老後も働く」という方向性で準備することです。しかし定年後は、そもそも働き口を見つけることさえ困難であり、仮に見つかっても年収は新卒並み、またはアルバイト程度ということも多くなっています。ただ働くだけでは貯金を維持するのが精一杯であり、それさえ80歳程度になれば健康面でできなくなるのが現実です。このため、老後も働く方向性で準備する場合は、「独立する」という前提で準備することが大切になります。独立するなら年齢は関係ありませんし、上手くいけば現役時の年収を維持できるかもしれません。それほどの実力があれば、定年後も現役中とほぼ変わらない待遇で採用されやすくもなります。今から就職するのは困難ですが、60歳まで10年あれば、どうとでも独立準備は可能です。ちなみに女性経営者というのは、実は専業主婦から起業している方が一番多いのが実情になっています。老後資金を貯めながら、ぜひ老後も満足に働けるよう備えていきましょう。

少し補足させて頂きます。貯金だけで老後資金を準備するのは極めて大変なので、「資産運用」に挑戦するのも一つの手です。資産運用なら複利効果も期待できますから、時間を取れるほど有利にお金を増やせます。リスクはありますが、上記と合わせて仮に80歳まで運用するなら一年あたり約42万円、月々4万円ほどで80歳時に3000万円を準備できる計算です。ぜひ労働と運用の両面で、老後に備えていきましょう。簡単にまとめると、あなた様の場合は老後を見据えると月30万円ほど貯金が必要です。これを今から準備するのは極めて難しいので、老後も働くという方向性で、できれば独立する前提で10年かけて準備していくことをおすすめします。並行的に資産運用も始めていけば、まだまだ十分に希望が持てるはずです。ぜひ改めて、夫婦で限界まで老後に向かって備えていきましょう。

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