年度内に転職した場合の確定申告について。

女性50代 itukotoyさん 50代/女性 解決済み

50代の女性です。
勤めていた仕事を3月に退職し、11月頭から違う企業で新しくパートを始めました。
以前の仕事は社会保険に加入して勤務しており、新しいパートは社会保険未加入です。
年末も近い事から新しいパート先で年末調整をしてくれるかと期待していましたが
どうやら今年度の年末調整の申請の話は全く出てきません。
そうなると自分で確定申告が必要なのでしょうか?
その場合は今年の1月から3月までの収入に対してと、11月から12月の合計5か月分の確定申告が必要だと理解してよろしいのでしょうか?
以前勤めていた会社の源泉徴収票はすでにもらっていますが、新しい職場からは
源泉徴収などに関する話はありません。
自分から本年度分の源泉徴収票の発行を申請しなくてはいけないのでしょうか、それとも源泉徴収票は義務として言わなくても発行されるものなのでしょうか?
新しい勤め先の上司は多忙でなかなか顔を合わせられないので、問い合わせるのに少し
戸惑いを感じています。
仕組みを教えていただけたら助かります。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問が令和2年度にあったことから、質問の中にある「今年」を令和2年度として、それぞれの質問に回答をしていきます。

Q.年末も近い事から新しいパート先で年末調整をしてくれるかと期待していましたが、どうやら今年度の年末調整の申請の話は全く出てきません。そうなると自分で確定申告が必要なのでしょうか?

A.仮に、今の勤務先が年末調整を行わずに、質問の通りになってしまった場合、ご自身で確定申告を行う必要があります。

なお、質問者様が新たに勤務を始めた会社で、令和3年度も引き続き勤務をする場合、現在の職場は、年末調整を行う必要があり、通常ですと、以前勤務していた会社の源泉徴収票(退職時に交付された源泉徴収票)を提出することで、そちらの収入も含めて年末調整を行うことになります。

そのため、医療費控除や寄附金控除などの適用を受けないのであれば、わざわざご自身で確定申告を行う必要性は無くなり、手間が省かれます。

Q.その場合は、今年の1月から3月までの収入に対してと、11月から12月の合計5か月分の確定申告が必要だと理解してよろしいのでしょうか?

A.おっしゃる通りです。

現在の職場が年末調整を行わなかった場合、質問にある内容で確定申告を行う必要があり、以前の勤務先から交付された源泉徴収票および現在の勤務先から交付された源泉徴収票が確定申告をする上で必要になります。

なお、「自分から本年度分の源泉徴収票の発行を申請しなくてはいけないのでしょうか、それとも源泉徴収票は義務として言わなくても発行されるものなのでしょうか?」とあり、こちらは、義務として言わなくても源泉徴収票は勤務先が交付するものです。

とはいえ、中には、経理実務や総務実務が極めて雑な会社もあり、このような書類を交付しないところもあるため、そのような場合、勤務先に対して書類の交付を依頼することになりますが、一般的には、従業員の年末調整が終了した後の翌年1月中までに交付される場合がほとんどです。

仮に、翌年2月に入っても交付されない場合、早めに対応いただき、それでもなお、交付しない場合は、税務署へご相談されてみるのが望ましいでしょう。(税務署が本人に代わって源泉徴収票を交付するように指導する)

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

扶養内とフルタイムどちらが得なのか

妊娠を機に勤めていた会社を退職し、現在は専業主婦として子育てと家事をしています。子どもが大きくなり、保育園に入れたらまた仕事をしたいと考えているのですが、今のまま夫の扶養に入って扶養内で働くか、扶養から抜けてフルタイムで働くか(この場合はどちらもパートタイムでの就業になると思います。)、どちらが税金が得になるか知りたいです。扶養内であれば配偶者控除が使えたり私の分の住民税はかからないかと思いますが、フルタイムの方が税金を考えても収入は増えそうに思います。また、103万円の壁などいろんな壁もありますし、どちらの方が税金の面では得になるのか、どういった働き方が一番節税しながら働けるのかアドバイスをいただきたいです。

女性30代前半 mittaaaaanさん 30代前半/女性 解決済み
水上 克朗 1名が回答

個人でできる節税について

私は、24歳の女性の会社員です。既婚で、夫も会社員です。今回は個人でできる節税はどのくらいあり、それぞれどのような方法で行うのかをお聞きしたいです。菅さんが内閣総理大臣になり、ふるさと納税は菅総理が立ち上げに大きく携わったというのをニュースで知り、ふるさと納税について詳しく調べた時期がありました。すると、こんなにお得な制度はやらなければもったいないと思い、すぐに開始しました。それと同時に、自分で調べなければこうした節税の方法というのは知らないままでどんどん時間だけが過ぎていき、普通に税金を引かれていくのだなと感じました。この時、もっと色々節税できる方法が法人だけではなく、個人でもあるのではないかと思いましたが、iDeco、NISAなど正直あまり内容が分かりませんでした。なので、もっとわかりやすくこれらについて解説してもらえると助かります。また、この他にも個人で節税をすることができる方法があるというものがあれば、プロの目線からの解説をお願いしたいです。

女性20代後半 gap19972さん 20代後半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

フリーランサーが払う税金について

フリーランスで働く人が払う税金の種類がよく分かりません。税金の種類と各税金の支払い方法が分かりやすくまとめてある資料が欲しいです。また所得控除額と課税対象額の違いなども知りたいです。また税金の支払いを滞納した場合のペナルティなどの詳細がわかればいいなと思います。経費に含めてよいのかダメなのかはどうやったらわかるのでしょうか?また節税についてのアドバイスもあればいいなと思います。総じてフリーランサーの確定申告の仕方を注意すべきポイントも交えて教えて頂きたいです。また別の質問ですが配偶者の収入がパート収入だけの場合の所得税について知りたいです。パート収入はいくらまで所得税がかからないのでしょうか?詳しく教えて下さい。

女性40代後半 Johnadelanさん 40代後半/女性 解決済み
森 泰隆 1名が回答

長女の税金の考え方について

長女は高校卒業後プロバレリーナとして収入はレッスンの報酬や舞台に出たときの報酬、ときには補助金等が入ってくることもあります。これだけでは生活が苦しいのでアルバイトを行って収入を得ています。正直なところ、私自身もあまり税金に詳しくなく、このような複数の形態で収入を得ている長女がどのように税金を納めれば良いのかよくわかっていません。確定申告を行うにあたっても、どのような還付金があるのか、どのような記入の仕方をすれば良いのかが難しいところです。この辺を客観的に相談するためファイナンシャルプランナーの方とコミュニケーションをとりたいと思っています。長女も、正直なところどのようにしていくべきか、できるだけ効率よく稼ぎたいと考えていますので。

男性50代前半 tammnoさん 50代前半/男性 解決済み
荒井 美亜 1名が回答

税金の節約について知りたい

私は現在お金の勉強をしているところですが、正直税金などの専門知識が全くなくどのようにしたら、税金を節約できるのかと言うことが非常に気になります。私は現在アルバイトをしながら生活しています。というのも精神疾患を抱え近々障害者手帳を発行してもらう状況なのでそのような点も利用してどうにか税金を節約し投資や貯蓄に回せるお金を将来子供ができたり老後のために真剣に考えたいと思います。

男性30代前半 sikunさん 30代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答