確定申告のやり方について

男性20代 Shimo123さん 20代/男性 解決済み

私は現在学生です。クラウドワークスというフリーランス向けのサイトを使用し始めたのですが、サイト上で報酬が少しずつですが貯まって来ています。確定申告は年間どれくらいの額を稼いだ場合に行わなければならないのはでしょうか。扶養との関係についても疑問です。
さらに異なるクライアント様から異なる仕事をたくさん引き受けている場合には確定申告もそれに合わせて行うために、大変煩雑なものとなってしまうのでしょうか。
確定申告は大変難しいと聞いておりますが、オンライン等で行うことも可能なのでしょうか。そういった面も含めて確定申告の方法をご教授願いたいと思っているところでございます。よろしくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問が令和2年度にあったことから、令和2年度の税法に基づいてそれぞれの質問に回答していきます。

Q.クラウドワークスというフリーランス向けのサイトを使用し始めたのですが、サイト上で報酬が少しずつですが貯まって来ています。確定申告は年間どれくらいの額を稼いだ場合に行わなければならないのでしょうか。扶養との関係についても疑問です。

A.質問者様の場合、クラウドワークスで得た収入は、税法上、雑所得に該当します。

仮に、質問者様が、その年の1月1日から12月31日までの1年間でクラウドワークスのみの収入があった場合で、その雑所得の金額が43万円以下であった場合は、所得税および住民税のいずれも税負担をしなくて済む結果となります。

この43万円という金額は、令和2年度から適用となる住民税の基礎控除の金額にあたり、この金額以下の所得であれば、税金の計算上、所得税および住民税のいずれも納税負担が生じないと言い切れるからです。

なお、クラウドワークスで得た雑所得とは、実際の報酬金額ではなく、「実際の報酬からシステム手数料を差し引いた金額」であることに留意して下さい。

つまり、ざっくり回答しますと、クラウドワークスで得た手取金額が、1月1日から12月31日までの1年間で43万円以下であれば、所得税および住民税を納める必要はなく、かつ、両親の扶養控除の対象にもなるということです。

ちなみに、上記の場合、確定申告も不要ですが、クラウドワークスを通じて源泉徴収されている場合は、確定申告をすることによって、源泉徴収された所得税の還付が受けられます。

Q.さらに異なるクライアント様から異なる仕事をたくさん引き受けている場合には確定申告もそれに合わせて行うために、大変煩雑なものとなってしまうのでしょうか

A.他のクライアントから発注があった仕事も、すべて雑所得になるため、煩雑なものとはならず、あくまでも1月1日から12月31日までの1年間で、いくら手取で受け取ったのかがポイントになります。

要は、クラウドワークスで得た手取金額を発注者別に分ける必要はなく、すべて合算した金額が雑所得になるということです。

Q.確定申告は大変難しいと聞いておりますが、オンライン等で行うことも可能なのでしょうか

A.確定申告書をオンラインで作成し、提出することは可能です。

具体的には、国税庁が無料で公開しているetaxを活用すればできるのですが、所得税の知識がない場合は、少々、厳しいかもしれません。

そのため、色々と調べてご自身で作成を試みてみるか、初めて確定申告をするのであれば、確定申告期間中(令和3年2月16日から令和3年3月15日まで)に確定申告会場へ行って、確定申告書を教えてもらいながら作成するのが望ましいでしょう。

新型コロナウィルスの影響があることから、今は何とも言えないものの、個人的には、社会勉強の一環として、確定申告期間中(令和3年2月16日から令和3年3月15日まで)に確定申告会場へ行って、確定申告書を教えてもらいながら作成する経験をしてみるのが良いのではないかと感じています。

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