確定申告に関して。

女性20代 akpy1126さん 20代/女性 解決済み

コロナ禍により、秋頃に勤めていた会社が倒産し、現在は失業手当を受給しています。今までは会社の年末調整があったので、必要書類を会社に提出していましたが、今回からは自分で確定申告を行わなければならないことになり、やり方が全くわかりません。
インターネットに色々と調べましたが難しそうで自分でこなせる気がしません。
私の場合は秋頃までは会社で勤めていたので途中まで収入があり、これも申告しなければならないのでしょうか。また、現在受給している失業手当も申告の対象となるのでしょうか。
確定申告に関して何もわからないので、全て税理士さん等に頼んでしていただけることができればお願いをしたいのですが、そういったことは可能なのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、それぞれの質問に対して回答をしていきます。

はじめに、「確定申告に関して何もわからないので、全て税理士さん等に頼んでしていただけることができればお願いをしたいのですが、そういったことは可能なのでしょうか」とありますが、結論から申し上げて可能です。

損得勘定を抜きにして確実に手続きを終えたいのであれば、専門家である税理士へ確定申告を依頼して申告してもらうことで、質問者様のそれぞれの質問がすべて解決されることは間違いありません。

なお、実際に支出するお金が気になり、ご自身で確定申告を行う場合は、これから回答する点に気を付けていただきながら、行うことが望ましいと言えます。

Q.私の場合は秋頃までは会社で勤めていたので途中まで収入があり、これも申告しなければならないのでしょうか

A.質問者様の場合、秋頃まで勤めていた会社が新型コロナウィルスの影響によって倒産したとのことで、以前の勤務先から退職に伴う「源泉徴収票」を受け取っているものと思われます。

これを基に、確定申告を行うこととなりますが、たとえば、以下のいずれかに該当する場合、節税効果は異なるものの、確定申告を行うことで、所得税の還付が受けられ、翌年度に納める住民税も軽減されるものと推測されます。

・生命保険に加入しており、保険会社から生命保険料控除証明書を受け取っている
・iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入しており、掛金の控除証明書を受け取っている
・地震保険に加入しており、保険会社から地震保険料控除証明書を受け取っている
・住宅ローン控除の適用を行っている
・退職後、その年の12月31日までに「国民年金保険料」や「国民健康保険」を納めた など

上記は、ほんの一例ですが、実際に質問者様の状況や以前の勤務先から交付された源泉徴収票を見ることによって、他にも何かしらの節税方法があるかもしれません。

Q.また、現在受給している失業手当も申告の対象となるのでしょうか

A.こちらは「非課税対象」です。

雇用保険の失業給付金(失業手当)は、税法上、非課税扱いとなっているため、以前の勤務先の給与所得と合わせて税金を計算する必要はありません。

したがって、質問者様が、給与所得以外の収入がないのであれば、以前の勤務先から交付された源泉徴収票だけを基に、1年間の税金精算が行われると言い切って良いでしょう。

おわりに

質問者様にとって、質問をされた令和2年度は、「倒産による失業」といった大きなライフイベントが発生した時期になります。

ファイナンシャルプランニングにおいて、大きなライフイベントがあった時期というのは、税金の考え方はもちろんですが、将来的なお金の流れが大きく変化する時期でもあります。

今回の場合、将来的にマイナスに起因する要素がとても強いライフイベントであるだけに、今後のリスクヘッジ対策として、余裕を持って一度、早めにFPなどの専門家へご相談されてみるのも良いかもしれません。

ここだけを見ますと、営業をしているように思われがちですが、お客様の中には、相談を後回しにし、どうしようもなくなって相談するケースも多く、なぜ、もっと早く来なかった?と感じることが多々あることから、とても下世話なアドバイスを最後にお伝えさせていただきました。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

海外在住者が日本円で収入を得ている場合の税金について

はじめまして。海外に在住する主婦です。こちらに住んで約10年になります。就学前の3人のこどもがいるため、外で仕事をすることができない状況です。 しかし、小遣い程度の収入を得たいと思うようになり、数年前から、インターネットを通して、空いている時間にライティングや簡単な通訳などのお仕事をはじめました。日本にある会社なので、当然、収入は日本円でいただいています。収入は、月に約2万円程度です。 そこでご質問なのですが、海外在住者が副業として日本円で収入をいただいている場合、日本での納税義務はありますか。これまで税金に関することについて特に気にもせずお仕事をしていたのですが、知人に税金のことについて聞かれ不安になってしまいました。ちなみに、日本の住民票は抜いております。 お手数ですがアドバイスよろしくお願いいたします。

女性40代前半 アルセオさん 40代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

一度きりの人生、チャレンジには遅すぎますか?

40代半ばの独身、製造業勤務です。大学の専攻は経済で金融をテーマとしたゼミに所属したこともあり、同期は銀行や証券会社、生命保険会社、損害保険会社等に就職した者、公認会計士を目指すため、就職しなかった者などで大半を占めておりました。私はと申しますと、企業の資金調達に興味がございまして、就職活動ではやりたいことを財務に絞り、メディカル系のメーカーに就職しました。しかし、入社式で明らかになった配属部署は財務と全く異なる生産部門でした。それでもいつかは希望の部署に異動できると思い、自己申告を毎年行ってきましたが今の会社では生産部門から移ることは難しそうです。そこで密かに転職活動をすべくエージェントに相談しているのですが、生産部門の経験しかないのでは財務関連の仕事ができる案件はゼロに近いことが分かってきました。新卒時代にやりたいと思っていた仕事は諦めるしかないのでしょうか?一度きりの人生、700万円の年収は大幅に下がってもやむを得ないと思ってます。ご意見をお聞かせください。

男性40代後半 TOMO21393さん 40代後半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

ふるさと納税のメリットデメリット

私は現在専業主婦です。主人名義でふるさと納税をしたいと考えております。お得しかないと耳にしますし、お金に詳しい専門家の方などのコラムでこぞってオススメしているのをみて、とても興味が湧いています。しかし、主人がふるさと納税に納得していません。たとえお得がなくても、自分たちが今住んでいる場所に納税すべきだという考え方です。持ち家なので、一生ここに住むんだから、尚更だと言っています。確かに、税金がどんどん還元の品の良い市町村にいってしまったら、この先日本はどうなるんだろう?と漠然と考えるようになりました。家計管理やお金のことについて知りたいと思い、SNSで発信されている方をチェックしているのですが、こちらもふるさと納税をオススメしているがほとんどでした。事情はそれぞれ違うので、家族で話し合うことが1番だと思うのですが、自分たちが生活する上でのデメリットはあるのか、あれば教えて頂きたいです。

女性30代後半 kokoa-12さん 30代後半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

何故、こんなに税金を取るの?

私たちは何故、こんなに税金を払わなければならないのでしょうか?例えば、所得税、固定資産税、住民税、介護保険料など。車を所有している人は、最低、自動車税、ガソリンを購入すればガソリン税、高速を利用すれば高速利用の税金が有ります。更に、車を使用している人は、2年ごとに車検が有ります。2年間で車がどこか修理しなければならないなんてあり得ません。アメリカは車検など有りませんよ。とにかく、税金付の日本です。それに対して、そんな税金の使い道がハッキリしていませんね。政治家は、そんな税金を訳の分からない物に使っていると思います。使い道をはっきりとしてほしいと思います。本当に税金付の日本社会ですね。最近、私の知り合いは外国に移住する人が多々見受けられますし、私に対して、カンボジアに来ないかなどと誘う人もいます。どうなのですか?本当に、税金を有意義に使っているのでしょうか?教えてください。

男性70代前半 kinopeeさん 70代前半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

年末調整と税制改正について

40代のサラリーマンです。会社での年末調整が始まりましたが、今年から税制が改正されたらしく、給与所得控除と基礎控除の見直しと、所得金額調整控除の創設が行われたことが分かりました。給与所得控除と基礎控除の見直しは、収入によって控除額が変わるようですが、以前の税制に比べてどう変わったのか、税金の負担が上がったのか、下がったのかイマイチよく分かりません。また所得金額調整控除が創設され、23歳未満の扶養親族、または特別障害者(本人または扶養親族など)がいるかを申請しますが、目的や控除の仕組みがよくわかりません。正直、税制の仕組みが分かっていなくても、年末調整の申請自体は出来てしまうのですが、結局税負担が増えるのか、下がるかだけでも知りたいので、ご教示お願いします。

男性40代後半 OceanBlueさん 40代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答