20代の保険とは

保険加入の基本的な考え方は、アクシデントにより経済的損失を発生した場合に備えるために、掛金を拠出し、アクシデント発生時にその損失を保険会社などに補填してもらうというものです。なので、この先どのようなアクシンデントが想定され、それに自分で対応できるのか、できないのかというのが保険加入や保険金額の判断基準になります。そこで、まずご自身が現在加入している保険が何かのかを保険証券を見て確認しましょう。チェックポイントは①契約者（保険料払込者）、被保険者（多分ご自身だと思います）、保険金受取人②保障内容（死亡時はいくらなのか？入院時はいくらなのか？など）③支払う保険料。特に②については、その保障がいつまで続くのか、解約返戻金はどうなっているのか、そのあたりをしっかり確認してしましょう。または親の保険の家族特約であれば、結婚を機に無くなっているかも知れませんので、それも確認してみてください。次にご自身についてですが、医療保険やがん保険について検討されているとのことですが、医療保険の考え方としては給付金を治療費に充てるだけでなく、治療期間中の諸費用や収入源をカバーするという視点で検討していただけばと思います。この部分は預貯金などでカバーできる場合もあるので、その部分を含めて検討してみてください。がん保険は、がんの治療法などによって保障内容をどうするかが変わってきます。ただ、入院を伴わない治療法が多いので、一般の医療保険では、カバーしきれない場合もあります。なのでがん保険だけ加入する考え方もあります（その逆の医療保険や先進医療保険のみに加入する方もおられます）。20代なので加入しないという方もいますが、アクシデントは予想外のタイミングでやってくるので、加入可否は慎重に検討してみてください。あとご主人の保険ですが、必要保障額を計算してみてそこから保険金額が適正かが判断できると思います。必要保証額の計算式は、生命保険文化センターなどのサイトに記載さfれていますので、参考にしてみてください。最後に保険の見直すタイミングですが、1年に1回がベストですが、ライフイベント（出産、入学卒業、住宅購入など）の発生するタイミングでも十分だと思います。