車両保険の金額設定

男性40代 TOMO21393さん 40代/男性 解決済み

40代半ばの男性です。自動車保険の車両保険における金額設定についてお伺いします。

10年以上前におよそ250万円の新車を購入いたしました。一度電柱にぶつけてしまい、ドアとドアミラーが大破したことがあったのですが、車両保険をかけていたおかげで負担額が少なく修理出来ました。

2021年1月に自動車保険の更新があるため検討中なのですが、選択可能な車両保険の設定金額は70万円が上限となっております。今保有する車について一回は保険を使いはしましたがそれ以外は使っておりません。

これまで車両保険を外したことはないのですが、評価額がかなり下がっている点が気になります。保険を使用すると事故アリの割増金額が発生することから掛けるか掛けるまいか、掛ける場合の免責金額の設定に迷ってます。

よろしければアドバイスをお願いします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、率直に感じたことをまずはお伝えさせていただきます。

もしかしたら私(回答者)の勘違いでしたら申し訳ないと前置きさせていただきますが、「今保有する車について一回は保険を使いはしましたがそれ以外は使っておりません」および「これまで車両保険を外したことはないのですが、評価額がかなり下がっている点が気になります」とあることから、質問者様は、車両保険を使ったことで、評価額が下がったと思っているのではないかと感じました。

仮に、そうであったとするならば、こちらは誤りです。

この理由は、自動車は年数が経過するごとに、その価値は減価(減少)するからです。

したがって、自動車の価値に見合った車両保険の保険金額も年数の経過と共に減少することになり、更新契約する時点における価値にあった金額までしか設定することができない仕組みになっています。

自動車保険(損害保険)で利益を得ることは禁止

質問者様は、「10年以上前におよそ250万円の新車を購入」したとあり、現在の自動車に対して250万円の車両保険を掛けることができたとします。

この後、交通事故などで自動車が全損し、250万円の保険金を受け取りますと、70万円程度の価値の自動車が全損したことによって、差額が利益になってしまうと考えることができます。

自動車保険を含めた損害保険は、損害が生じた場合の補償をするための保険であるため、上記のような利益が生じるような仕組みになってはならず、禁止されています。

したがって、車両保険の金額は、自動車の価値に合わせて設定上限も低くしたり、車両保険に加入できないような形式にしていかなければならないわけです。

極端な例えですが、廃車寸前の自動車を購入して全損させ、新しい新車を購入できるような仕組みだったら大変ですし、犯罪や事故が激増してしまうことが十分予測されますよね?

このようなことを防止する意味合いもあるとご理解いただくと、より納得しやすくなるのではないでしょうか?

おわりに

10年以上前の自動車を質問者様は今後どのように乗り続けていくのかによって、車両保険の考え方は変わるものと思われます。

たとえば、様々な故障個所が生じ、新たな自動車に買い替える方が費用の面で負担が少なくなるのであれば、車両保険を付加する必要性はないと言えます。

一方、買い替える余裕がなく、修理してでも乗り続けるというのであれば車両保険は、引き続き継続契約した方がよろしいでしょう。

この辺を改めて検討していただき、車両保険の必要性について考えることで、答えが見つかるものと思います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後のお金が心配

 40代の独身の会社員です。老後のお金について非常に心配しています。老後に必要なお金が2000万円と言われていますが、これだけのお金を貯蓄できるとは思えません。現在、私が勤務している会社には退職金はありません。また、現在はコロナの影響で休業が長期に渡って続いています。営業再開後も当面の間は苦しい状況が続き、基本給のベースアップには期待できません。むしろ、基本給が下がる可能性もあり得ます。 現在の会社は退職を考えています。退職後はフランチャイズ開業を検討しており、その業種に関する資格を取ろうと思います。しかし、独立後は厚生年金が掛からなくなるため不安です。国民年金だけでは不十分であることは分かっています。そこで、老後に向けての個人年金、資産運用についてどのようなものがあるかお伺いしたいです。

男性40代後半 tyamanoさん 40代後半/男性 解決済み
長尾 真一 1名が回答

老後のお金の貯め方

老後のお金の貯め方で不安を持っています。年収300万円ほどです。自営業なので収入の多い月と少ない月があり、少ない月は貯められないことも多いです。コロナ感染症の影響で収入が減ってしまい、今年は出費のほうが多いです。結婚せずに一人で生きていくつもりですが、周囲の話を聞いているうちに、老後のお金のことが心配になってきました。例えば同じ世代の人は今どの程度老後のお金を貯めているのでしょうか。また、老後に向けて、もっと効率的にお金を貯める方法はあるのでしょうか。自営業の方はどのように老後のお金を作っているのでしょうか。現在はiDeCoを利用しています。掛け金は月2万円ほどで、満額利用できていません。何かアドバイスがあればよろしくお願いいたします。

女性30代後半 fpwriterさん 30代後半/女性 解決済み
岩永 苑子 1名が回答

一般論として、老後資金はいくらあればよい?

以前老後資金が2000万円程度必要とか。その後2000万円では足りないとか話題になりましたが、その後その話題も何もなかったように消えてしまいました。上を見ればきりがないので、今現在の状況で通常の老後資金がどれくらい必要なのかが知りたい。突発的に必要な資金はどのようなものがあるのかも知りたい。身内の不幸や事故などいろいろなケースがあると思いますが、どんなことにどれくらいの費用が必要なのか。夫婦どちらかがいなくなったあとに何がいくらくらい必要なのかなども不安の要素になってきます。高齢者が増えてくると保険料が増加したり、税金の見直しなど社会保障制度の変化によりより苦しい生活になっていくと思いますのでその点も含めて知りたいと思います。

男性60代前半 yaruu_1さん 60代前半/男性 解決済み
水上 克朗 舘野 光広 2名が回答

収入が少なく老後が心配です

かつて、国会で老後を安心して過ごすにあたっての金額が提示されたことがありました。それを聞いて心が打ちのめされたのを覚えています。私自身は契約社員で、コロナ禍の中いつ職を失ってもおかしくない身です。少しずつ副業などで貯金はしていますが、当然ながら額には限度があります。今は両親が健在で、恥ずかしながら50歳という年齢なのに少し助けてもらいながら生活しています。保険なども余裕がなくかけられません。このままだと老後に病気をした際、生きていくことができないのは間違いなく、でも生活費をこれ以上削ることは無理なんです。病気にならないように心がけていますが、それでも罹病してしまったとき、どのように治療費を捻出したらいいのでしょうか。よろしくお願い申し上げます。

男性50代前半 chun4さん 50代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

75歳頃には生活が立ち行かなくなりそうで不安です。

老後資金2,000万円問題が取り沙汰されるようになってから、不安な毎日を送っています。現状をお話すると、夫婦とも59歳で子供はいません。住居は中古のマンションで、支払いは終わっています。しかし、私は体調を崩し2年前から自宅でアルバイト程度のライターの仕事しかできず、妻はパートで世帯年収は150万円程度です。親の遺産の2,000万円を切り崩しながら生活は成り立っているものの、この先が不安で不安でしょうがありません。年金が受給できるのは65歳からで、年金定期便を見ると夫婦合わせて月14万円程度のようです。親の遺産が残っているにしても、75歳くらいになる頃には資金が不足してしまうような気がします。今からできる対策はあるものでしょうか?株式やFXなどの投資も考えていますが、リスクが大きいような気がします。ファイナンシャルプランナーさんのアドバイスを希望します。

男性60代前半 hironakaさん 60代前半/男性 解決済み
岩永 苑子 1名が回答