今からでも間に合う?積み立てNISA

女性50代 y--sat8さん 50代/女性 解決済み

今まで扶養範囲内で働いてきましたが、1年前からパートのまま扶養を外れて社会保険に加入しています。今までの収入は貯蓄に回せずにいました。年収としては200万前後ですが、収入も安定してきたので、毎月の給与から老後の貯えをと資産運用を考えています。いろいろ調べてみて興味を持ったのが非課税の積み立てNISAです。ただ、積み立てNISAは年間40万円と決まっているので貯蓄額としては少ないかなと思います。もう少し貯めたいと考えていますが、そもそも40代後半から老後の備えとしてNISAを始めるのは遅いでしょうか?ほかに何かおすすめの資産運用がありましたらチャレンジしてみたいと思いますのでアドバイスを宜しくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、40代後半から老後の備えとしてNISAを始めることは、決して遅くはなく、むしろ質問者様の考え方はとても素晴らしいと思います。

新型コロナウィルスの影響が大きく、今でこそ、将来に懸念し、何かしらの対策を取る人が多くなっているものの、それでもなお、まだまだ行動に移せない人がたくさんおられます。

その中で、色々と考え行動される質問者様のような人がもっと多く増えていく必要があるとすら個人的に感じています。

さて、質問内容より、質問者様は、老後の貯えをしたいこと、つみたてNISAを始めていることを確認し、この他にも何か良い資産運用がないかどうかを質問していることがわかります。

結論から申し上げて、まずは、iDeCo(個人型確定拠出年金)をされてみることをおすすめします。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、すでに行っているつみたてNISAと同様に、積立による長期投資にあたり、老後の資産形成をする目的に合致した制度です。

そのため、質問者様のニーズに合致していることが考えられ、かつ、取り組みやすいと言い切ることができます。

iDeCoの節税効果について

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、つみたてNISAと異なり、掛金が全額所得控除になるメリットが得られます。

そのため、年末調整で還付される所得税が多くなり、かつ、翌年度に納めるべき住民税も減らすことができるメリットも得られます。

加えて、運用益はつみたてNISAと同様に非課税の取り扱いであること、つみたてNISAと同様に長い期間に渡ってコツコツ積み上げることで、大きな資産が形成されやすい特徴もあります。

目標とする老後の資産形成金額を明確に

仮に、質問者様が、つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)をいずれも併用して行いますと、老後の資産形成金額はそれなりのものになると思われます。

この時、今からでも再度、目標とする老後の資産形成金額を明確にしておきましょう。

たとえば、つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)を合わせて1000万円の老後資金を準備するといったイメージです。

目標とする老後の資産形成金額を明確にすることで、毎月いくらくらいの積立をどのくらい行っていけば、その目標が達成しやすくなるのか、簡単にシミュレーションすることができます。

参考:金融庁 資産運用シミュレーション
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

おわりに

質問者様は、将来の老後資金対策に向けて実際に行動へ移されていることから、後は、明確な目標をしっかりと実現するようにするだけです。

つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)は、長期投資で最初が最も肝心な資産運用にあたるため、ロスや時間効率が悪い資産運用にならないようにすることがとても大切です。

そのため、場合によっては、一度、専門家にあたるFPへ授業料・アドバイス料として、報酬を支払ってでも、現在の運用方針が目標に対して適切なのか確認されてみることをおすすめします。

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