住宅ローンの借り換えで月々の返済額は抑えられる?

女性30代 naosukeさん 30代/女性 解決済み

こんにちは。
質問させていただきます。

共働き家庭で、夫・私とも30代前半です。子供はおりません。
主人と私それぞれの年収(額面)が400万円です。

7年前に住宅を取得しました。
共働きでしたので、夫と私それぞれで住宅購入額の半分ずつの金額で住宅ローン(35年)を組み、それぞれ6万円 二人で合計12万円を毎月返済しています。
昨年末より主人が体調を崩し、現在は休職中です。健康保険組合の傷病手当金をいただいておりますが、以前の給与の6割程度のため、少しずつ貯金を切り崩している状態です。

そのため、少しでも住宅ローンの返済額を減らせないかと思い、借り換えをしたらどうか?と考えております。
(借り換えする場合は、主人の住宅ローンは私へまとめ一本のローンにしようと考えています。)

借り換えでなく、ほかに良い案などあればアドバイスをいただきたく、よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、質問者様が考えている借り換えを行った場合、2つの懸念があるのではないかと率直に感じています。

1つ目は、そもそも借り換え効果があるのかどうかといった問題に加え、審査に通過するのかどうかといった問題です。

住宅ローンの借り換えは、いわば、住宅ローンの審査を再度受けることになりますので、質問者様の信用のみで、借り換えの審査に通過するのかどうかが気になるポイントです。

もちろん、借り換えによって、返済金額や総返済金額が減少しなければ、借り換えの効果が認められないため、そこの部分も現状と比較検討した上で、実行するか否かを意思決定していかなければなりません。

2つ目は、質問者様のみの信用で、仮に借り換え審査に通過したとしても、ご主人の債務を質問者様が抱えることになるため、贈与の問題が発生するのではないかといった懸念です。

本来ならば、ご主人が負担するべき債務を質問者様が代わりに抱えることになるため、質問者様からご主人に対する贈与になることが考えられ、この結果、債務を引き受けてもらったご主人(受贈者)に多額の贈与税が課される可能性は否めないと感じています。

そのため、場合によっては、今以上に多くのお金を出費する要因になる懸念があると感じます。

家計の見直しとライフプランの見直しが必須

今回の質問者様の場合、まずは、家計の見直しとライフプランの見直しが必須と言えます。

また、休職中のご主人は全く働けないのか、たとえば、副業を含めた別の方法で収入を得ることはできないのか、質問者様も他の方法で収入を得ることはできないか、資産運用を活用することはできないのか、など、回答者個人としては、この辺がとても気になっているところです。

もちろん、実際にヒアリングして現状確認しなければわからないことだらけですが、少なくとも、現状のままほったらかしにしていきますと、ますます厳しい状況におかれ、場合によっては取り返しがつかないことも考えられます。

リスケジュールの検討

あくまでも優先順位は、家計の見直しとライフプランの見直しとなりますが、現在、住宅ローンを借入している金融機関に対してリスケジュールを行うことも検討しておく必要があるでしょう。

リスケジュールとは、住宅ローンの借入条件を変更してもらうことを言います。

なお、リスケジュールを行いますと、信用問題に関わることから、住宅ローンの借り換えはもちろん、その他の信用取引にも影響を及ぼします。

そのため、ある意味、様々な方法を検討した後の「苦渋の決断のようなもの」と考えておく必要があります。

おわりに

現在受けている傷病手当金には、最長で1年半までという限りがあるため、傷病手当金が受けられなくなった後の問題も生じることになります。

また、税金面におきましても、医療費控除や配偶者控除または配偶者特別控除の適用といった部分がどのようになっているのかなども個人的には気になります。

いずれにしましても、家計の現状を回復するために行うべきことがたくさんありそうな気がとても致しますので、信用・信頼できるFPへ一度、早急に相談され、最も適した対策を実現されてみることを強くおすすめ致します。

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