医療保険の有用性

男性50代 wenxuan11さん 50代/男性 解決済み

医療保険に二つとガン保険に加入しています。
どれも20代から30代の頃に加入したので月々の保険料負担はそれほど気にならなかったのですが、最近は「そもそも保険は必要なのか?」という疑問を抱くようになってまいりました。
というのも、私は健康体で、これといった持病もありませんし、事故に遭遇した経験もなく、保険金の請求をしたことがありません。
保険をかけているつもりで貯金していたら〇百万円にもなっていますし、入院や手術の際にも保険治療なら高額療養費制度を利用できるので、掛け捨てるのが無駄に思えてきます。
その一方で、テレビCMや新聞の折り込みなどで盛んに広告されているのを見ていると、医療保険を無駄に感じるという発想自体がいけないことのようにも感じられます。
専門家の目から見て、こういった掛け捨ての医療保険にはどのような有用性があるのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 医療保険・がん保険
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/03/09

保険はアクシデントが発生し、自分ではカバーしきれない経済的損失を掛金を拠出することで、保険会社などにカバーしてもらう制度です。なのでアクシデントが発生しないと掛金をは無駄になりますが、未加入でアクシデントが発生すると、大きな負担になってしまいます。医療保険は、治療費をカバーするためと考えるならば、公的保険制度などで十分で、自己負担額が一定額を超えると高額療養費制度でカバーしてもらえる仕組みがあるので、加入不要と考えるのは当然だと思います。しかし、公的医療保険は、収入減や治療にかかる諸費用まではカバーしていません。また、先進医療や保険適用外の治療を行った場合は、高額療養費の適用はありません。なので、そこまでカバーする必要を考えるならば、医療保険は有用だと言えます。もちろん給付金の支払いがなければ、掛金をは無駄になるかも知れませんが、代わりに安心を買っているとも言えると思います。ただ、それらを預貯金などでカバーできるのであれば、医療保険に加入する意味はありません。なので預貯金残高や預貯金の目的次第だと考えます。

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