複雑な仕組み、教えて!

男性30代 fgen0092さん 30代/男性 解決済み

現在、少しでもお得になれば良いなとふるさと納税を始めました。ただ、あくまでふるさと納税は返礼品をもらえるのであって、実際の資産が増えるわけではありません。そこで、nisaやidecoなどを調べ始めたのですが、これがまたややこしいと感じています。色々調べてはいるのですが、どこもメリット面が大きく書かれており、デメリットが少ないように紹介されています。しかし、あくまで投資場面になるので、元割れすることもあると思っています。そこで、もう少し、デメリットまで踏み込んだnisaやidecoの説明がほしいところです。このような人がnisaに向いている、あなたならidecoをするべきなど、その人に合わせた提案やアドバイスがもらえると嬉しいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、NISAおよびiDeCoに関するそれぞれの質問に回答をしていきます。

1.NISAの特徴について

NISAは、少額投資非課税制度と呼ばれ、投資をして得た利益に対して税金が課されない特徴があり、大きく「NISA」と「つみたてNISA」の2つに分けられます。

投資をする人の目的や考え方によって違いはあるものの、主に株式投資をメインに行われるのであればNISA、将来の教育資金や老後資金を準備したいのであれば、つみたてNISAが向いていると言えます。

なお、NISAおよびつみたてNISAのデメリットは以下の通りです。

NISAのデメリット

・投資金額が年間120万円までに限られている
・翌年に非課税投資枠を繰り越すことができない
(たとえば、年間100万円投資した場合、余った20万円分を翌年に活用できない)
・損失が生じた場合、損益通算をすることで、翌年度に損失を繰り越すことができないなど

つみたてNISAのデメリット

・投資をすることができる金融商品が限定されている
・選んだ金融機関によっては、投資できる銘柄が少ない
・損失が生じた場合、損益通算をすることで、翌年度に損失を繰り越すことができないなど

なお、NISAおよびつみたてNISAは、いずれも併用して行うことはできず、いずれか一方を選択して活用しなければなりません。

2.iDeCoについて

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後生活資金を準備することを目的とした制度にあたり、掛金が節税対策になるほか、運用益が非課税、受け取ったお金に控除が適用になるなど、税制面でメリットがあります。

なお、iDeCoのデメリットは以下の通りです。

・様々な手数料がかかる
・原則として60歳になるまでお金を引き出すことができない
・資産運用の仕方によっては、最終的な資産形成金額がマイナスになる場合がある

iDeCoで資産運用を行う場合、長期投資における資産運用とはどのようなものなのか、それを最大限活かすためにはどのような資産運用を心がける必要があるのかなどの基本的な知識を持っておくことが望ましいと言えます。

おわりに

NISA、つみたてNISAおよびiDeCoは、それぞれの特徴を知り、ご自身の目的に合わせて賢く活用することで、デメリットよりもメリットの方が格段に大きいと考えます。

特に、つみたてNISAやiDeCoといった長期投資は、長い時間をかけて無理なく積立しながら大きな資産を形成しやすいため、投資初心者でも簡単に運用益が生じさせやすい特徴があります。

なお、多くの人は、投資に対して「元本割れ」とすぐにおっしゃる人が極めて多い印象を受けているのですが、そもそも元本割れというのはどのように生じるのか知る必要があります。

結論から申し上げて、元本割れとは、ご自身が損失を確定させることによって生じるものです。

したがいまして、元本割れを生じさせないようにするためには、時間をかけて運用益が生じるのをじっくり待つといったシンプルな考え方が最もわかりやすく、合理的であることを知っておきたいものです。(つみたてNISAおよびiDeCoの場合)

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