エンディングノートには、法的効力はありません。なので、遺産分割の方法などで希望がある場合には、法的効果がある遺言書を作成することをお勧めします。遺言書は、そのフォーマットや手続きが法律で決められていますので、それに則っておく必要があります。また、遺言書がない場合(または遺言書が法的効力を持たない場合)には、相続人が全員で、遺産の分割方法などを協議し、全員が合意したのちに、遺産分割協議書を作成することになります。この場合、実印での押印が必要になります。遺産分割協議書は、金融機関での引き出しや名義書き換えの手続き、登記の手続きなどで必要な書類になります(合わせて、被相続人(死亡した人)との関係性を証明するための戸籍謄本なども必要です)。一方、エンディングノートは、法的効力はありませんが、葬式などに対する方法や出席者の希望や、供養の方法、遺族への思いを綴ることができます。また、エンディングノートによりますが、家系図を遺せたり、ペットに対すること、終生期に対する希望なども記述できるものもあります。エンディングノートは、高齢者が作成するものだと思いがちですが、そうでない方であっても、思いとかを認めるツールとして、作成しておくことをお勧めします。
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子供にどのように相続したら良いか?
教員生活40年。家庭を持ち、子供を二人儲け、家を新築し、何の心配もない人生を送ってきました。老後のことなど、全く考えることもありませんでした。そのため、贅沢三昧の生活でした。車は3年毎に買い替え、週に5回位外食し、旅行には毎年5回ほど出かけました。老後のために、貯金しようなどと考えることなどありませんでした。「まあ、何とかなるさ」と思っていました。退職金で、老後に満足な生活を送れると甘く考えていました。ところが、いざ、定年退職して年金のみの生活になると、全く余裕のない生活になりました。毎日の衣食住に精一杯で、車を買い替えよう、旅行に出かけようなんてことは以ての外でした。今、70歳です。これから、後、何年位生きるか分かりません。自宅は傷んでくるし、子供たちは独立して、それぞれ、持ち家に住んでいますので親の家など必要ないと思います。ということで、親の家を相続することなど考えていません。一体、親の家を相続させたらよいか教えていただきたいと思います。


実の兄が両親と勝手に相続にまつわる話をすすめるのが不快です。
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実家の負の財産
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今後体が動かなく様な状態になった時の生活の仕方
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