2021/05/27

生活資金と親の老後

女性30代 いちごさん 30代/女性 解決済み

2021年の秋より1年留学をすることが決まっており、それに向けて資金を貯めています。留学資金自体は、生活費も含め、余裕があるとは決して言えないですが貯まってきました。
しかし、卒業後に日本で生活する余力分まではありません。

親の収入が十分にあるため、頼ろうと思えば頼れるところですが、30歳を目前にして親の脛をかじるのも憚られます。今余裕があっても、今後どうなるかはわからないところですし。

留学を今さら取りやめることはしないですが、留学まで、留学中にコツコツと貯められる資産形成の方法はないでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 相続・介護
40代前半    男性

全国

2021/05/27

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。60歳まで30年ほど準備時間があるとすれば一年あたり約133万円、月11万円ほど貯金が必要になります。またもし今後、結婚して子供を授かる願望があるなら、教育費は22年総額平均で1400万円ほど必要です。22年で平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど貯金が必要になります。結婚や子供を想定するなら、いずれ相応の住居も必要になりがちです。まずは基本として、このような先々のお金をしっかり意識しておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。上記で何となくお気づきでしょうが、先々で必要になるお金は極めて大金なので、数ヶ月や一年程度の努力では特に何も変わりません。むしろこのような先々を見据えて留学が終わるまでは、そのための準備時間と考えて勉強などに専念することをおすすめします。帰国後の生活費については就職すれば良く、就職するまでは一時的なことですから頼れるなら親に頼るのが賢明です。気になるなら、親ローンと考えて後で返済するのもアリといえます。余裕がある親なら、むしろ頼られることを嬉しく思うものです。ぜひ親孝行を考えながら、まずは留学終了程度までの行動計画を練りましょう。

少し補足させて頂きます。強いて言えば、今のうちにテレワークできる副業めいた仕事を見つけておくのも一つの手です。これなら留学前、留学中、留学後も含めて、時期や場所を問わず少しは稼げます。またいずれ、「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約60万円、月5万円ほどで30年後に4000万円を準備できる計算になります。留学前後を、運用の勉強時間に充てるのも一つの筋道です。いずれにしても、大切なのは留学後のさらに先々を見据えたライフプランといえます。先々を見据えて今すべきことを考え、計画的に行動を起こしていきましょう。

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