節税について

女性40代 rara87さん 40代/女性 解決済み

貯金をふやすために色々と毎日試行錯誤しています。その中の1つで現在はふるさと納税で年間の節税をがんばっていますが、最近ではidecoという制度があると耳にしました。それはいったいどんな仕組みなのでしょうか。うまい話には裏があるというように、銀行がおすすめしてくるのには、損をするかもしれないリスクがついてくるのではないかとうだがってしまっています。もちろんメリットについてもあまり詳しくまだ知りません。銀行や申し込む先ではなく、第三者としての意見を詳しくお聞かせいただければ幸いです。そして、idecoのほかにもなにかおすすめの資金運用方法があれば教えてもらえたらと思っています。。よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代後半    男性

全国

2021/03/17

公的年金に上乗せするために、自分でコツコツと老後資金を積み立てていく仕組みとして、「確定拠出年金(DC)」の制度があります。公的年金が先細りしていく中で、節税というニンジンをぶら下げて国民一人ひとりに自助努力を促す、国が力を入れている私的年金制度です。掛金を自分で運用するのが特徴です。
DCには「企業型」と「個人型」の2つがあり、個人型の愛称が「iDeCo(イデコ)」と呼ばれます。iDeCoには、勤務先に「企業型」が導入されていない会社員や、自営業、主婦の方などが加入します。
私が考えるDCの最大のメリットは、原則として老後までお金を引き出せないことです。だから、確実に貯まることが期待できるのです。
ただし、資産運用を生活の一部にしていくことは不可欠だと思いますが、必ずしもDC(や「つみたてNISA」などの税制優遇制度)にこだわる必要はありません。
なぜなら、どんな制度を活用するのかよりも、どんな商品を選ぶのかにこだわることこそが圧倒的に大切だからです。
普通の生活者が着実に資産形成を行うためには、「投資信託(ファンド)」という金融商品の活用が第一選択です。
まとまった資金がなくても少額から投資することが可能で、ファンドを1本持っておけばそれだけでリスクがある程度分散(低減)されるからです。定期定額購入(積み立て投資)の設定をしておくことで、平均購入単価を下げる効果も期待できます。
具体的には、株式を主な投資対象とするファンドを選んで、毎月コツコツと積み立てていけばよいだけです。
投資対象に株式を選ぶ理由は、企業価値の高まりとともに株価の上昇が期待できるからです。
身の回りにあるさまざまなモノやサービスは、企業によって生み出されています。歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。であれば、株価は短期的には大きく上下動しますが、長期的にはその企業の価値に収れんし、価格は上昇していくはずです。
本業を通じて社会課題を解決し、より良い世の中づくりに欠かせない企業を丹念にリサーチして選定している、長期での投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間さえ惜しまなければ、何も心配することはありません。時間を味方につけて、複利の威力で資産が加速的に増えていくでしょう。
ファンドを選ぶ際には、投資未経験者向けのセミナーをこまめに行っている会社、理念を確実に伝えるために直接販売(直販)にこだわっている会社などであれば、安心して「信じて託す」ことができるかと思います。
そうして選んだ商品が、たまたまiDeCo(や「つみたてNISA」)の対象となっていれば、必要に応じて制度を活用すればよいだけのことです。
なお、銀行によるiDeCoのサービスは、商品とは関係のないコストが相対的に高い傾向にありますので、その意味でも銀行を通じてiDeCoに加入されることはあまりお勧めいたしません(納得して選ばれたファンドがその銀行でしか買えないのであれば別です)。
節税は、そもそもオマケみたいなものに過ぎません。
資産運用の本質は、投資を通じてより良い未来をつくっていくことです。自分のお金に意思を込めて手放す(投資する)ことで、それが世の中をグルグルと回り、結果的に周りも自分もみんなが豊かになっていくのです。

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