確定申告に必要な書類や資料について知りたいです。

男性50代 g3ynymさん 50代/男性 解決済み

今年、4月から個人事業主で税務署や自治体に届け出をしてあります。一人でやっているので、法人ではありません。確定申告を自分でするのは今年が始めてで、申告前に準備しておくべき資料や調べておくべきことについて教えていただきたいです。申告の用紙や書き方については税務署やネットで問い合わせればわかるのでよいのですが、「これを準備しておけばさらにいい」とか「ぜひ、これは調べておいたほうがいい」とか、あるいは、申告によって「その後有利になる」こと、逆に「不利になるので、こうするといい」とか、うまい対応のしかたがあれば教えていただきたいです。また、「青色申告がいいですね」と言われ、簡単に説明を受けたのですが、今ひとつよく分からなかったので、白色申告と比較した時の利点についてもう少し詳しく、わかりやすく知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

前佛 朋子 ゼンブツ トモコ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
50代後半    女性

栃木県 埼玉県 東京都 神奈川県

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。個人事業主としてはじめて確定申告をされるのですね。これまでの帳簿はつけていますか?白色申告でも帳簿の作成が必要です。金銭出納帳の形でよいので、帳簿を作成してください。次に、経費として使った分の領収書やレシートをまとめて合計額を出してください。その際、旅費交通費や通信費、消耗品費など費目ごとに合計を出して、帳簿に記録しておくとよいでしょう。次に、各種控除の合計を出します。国民年金保険料、国民健康保険料は社会保険料控除になりますし、生命保険に加入していれば生命保険料控除、ふるさと納税をしていれば寄附金控除が利用できます。その他の控除も対象のものがあれば利用してください。控除できるものがあれば、その分課税所得が減らせるので節税になります。また、必要経費も課税所得を減らせるので、利用できるものは経費にするとよいでしょう。電気代など光熱費やガソリン代など仕事に使った分は経費にできます。

白色申告に対し、青色申告は節税効果が高くなります。まず、青色申告特別控除が55万円使えることです。そして、e-Taxで申告すれば、青色申告特別控除が65万円になります。これにはマイナンバーカードが必要なので、もし取得していなければ来年以降のために取得しておくといいでしょう。また、青色申告は赤字になった場合、翌年から3年間損失を繰り越すことができます。もし赤字になっても、翌年から3年以内に黒字が多くなれば、課税所得を減らせます。

個人事業主として事業を行っていくのであれば、青色申告を利用されることをおすすめします。ただ、青色申告には申請が必要です。申請は基本的に3月15日までに税務署へ青色申告承認申請書を提出します。(2021年の確定申告期間は、新型コロナの影響で4月15日まで)

2020年度分の確定申告は白色申告になりますが、申告と同時に青色申告承認申請書を提出し承認されれば2021年度から青色申告が利用できるようになります。ただし、青色申告は複式簿記での帳簿作成が求められますので、会計ソフトを利用されるとよいかと思います。

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