FIREを目指すための資産運用とは?

男性30代 @ッキーさん 30代/男性 解決済み

去年YouTubeで資産運用の動画を見たことがきっかけで、投資信託を始めました。
私は30代で、共働きの妻と2人の幼稚園に通う子供と4人で生活しています。
私も妻も正社員として働いており、世帯年収は約1000万円です。
数ヶ月前にFIREという考え方を知り、それからは早期に仕事をリタイアするためにはどんな資産運用が必要か日々悩んでいるところです。
すでに私と妻それぞれで積み立てNISAを活用しているほか、子ども2人のジュニアNISA口座も開設済みです。
そして、溜まっていた数百万円の貯金を投資信託の資金に回している状況です。
こちらの方針としては、ハイリスクハイリターンのものには手を出したくありません。ただ、少しでも早くリタイアしたいというところで、今行っている方法以外にも何かいい資産運用のやり方はないかと探しております。
ぜひお知恵を貸して下さい。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

全国

2021/03/17

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費は、幼稚園から大卒までの合計で1400万円ほど必要です。仮に今後16年で平均的に準備するとすれば一年あたり約88万円、月々7万円ほど、2人分で月14万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度、あなた様世帯は年収が少し高いので5000万円ほど見ておきたいところです。これを60歳までの約27年で準備するとすれば一年あたり約185万円、月々15万円ほど貯金が必要になります。つまりあなた様の場合、少なくとも教育費と老後資金で月29万円ほど貯金が必要です。単純に投資をするなら、これを下回る金額で効率的に準備できるのですが、早期リタイヤを目指すなら話は変わってきます。しかしまずはこのような基本について、しっかり知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。まず簡単にいえば、投資による早期リタイヤの基本は「運用益で生活費+αを稼ぐ」ことです。つまり生活費が高いほどに多くの運用益、ひいては投資元本が必要になります。このため、まずはなるべく節約が必要です。また早期リタイヤは「いつリタイヤしたいか」が重要であり、早いほどにハイリスクや多くの元手が必要になり、遅いほどにローリスクかつ少ない元手で達成できることになります。参考例を挙げると、仮に年500万円の生活費が必要で、これを4%運用で稼ぎたいなら元手は1億2500万円必要になり、1億2500万円を50歳までに同じく4%運用で稼ぐとすれば一年あたり約527万円、月々44万円ほど元手が必要な計算です。これを基準に、リタイヤ後に欲しい生活費やリタイヤ時期、取るべきリスクなどを少し考えてみましょう。なお、どこまでいっても投資のリスクとリターンは等しい関係なので、ローリスクハイリターンな投資は存在しません。リスクを抑えるのか、早くリタイヤするのか…じっくり方向性を練りましょう。

少し補足させて頂きます。投資信託とNISA以外の投資手段としては、手始めに「iDeCo(個人型確定拠出年金)」あたりが良いかもしれません。また投資に慣れてきたら「個別の株式投資」、その後は「不動産投資」なども候補になりえます。…ただし、投資に回したお金はしばらく引き出せない(引き出さない)のが基本です。上記の教育費や緊急資金などは分けておく必要があります。また、分散投資は大切ですが、より良い投資対象というのは往々にしてリターンが大きい代わりにリスクも大きいです。投資の基本を忘れることなく、投資に励んで下さいね。簡単にまとめると、仮に4%運用で年500万円の利益を前提に50歳でリタイヤするとすれば、月々44万円ほど投資が必要です。iDeCoや個別の株式投資、不動産投資なども投資候補になりえますが、リターンを求めるほどリスクも高まりますから注意が必要といえます。何より、投資金を回しにくい教育費などへの配慮も大切です。まずはしっかりとライフプランを設計し、それに合わせた計画的な投資を心がけていきましょう。

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