資産運用はなにから始めればよいのか?

男性60代 momo049428さん 60代/男性 解決済み

50代既婚者です。高校生の子供が2人おります。貯金が出来ていないわけではありませんが銀行と郵便局に普通預金と定期預金で預けているだけで資産を運用しているとは言えない状態です。
会社でも持株会とかもあるのですが利用していません。遺産運用に関して自分で調べても投資信託や株式、NISAやつみたてNISA、iDecoなど各々の特徴や私の場合にはどれを選べばいいのか?や組み合わせて利用できるのか?できるならどのような組み合わせが良いのかが見当がつきません。
老後は金を少しでも確保するためまずはどのあたりから整理していけば良いのか
をアドバイス頂けるとうれしいです。
また、資産のリスク分散などの記事を見ると外国のものも考えようみたいな
ことが書いてありますが貯金がいくら位になったら分散をかんがえるべきなのかが判りません。

1 名の専門家が回答しています

大地 恒一郎 オオチ コウイチロウ
分野 お金の貯め方全般
60代後半    男性

栃木県 群馬県 埼玉県 東京都

2021/03/09

老後資金を確保するために、資産運用を始めたいけれど、何から始めればいいのか分からない、というご質問ですが、お子様の教育資金については、どのようにお考えでいらっしゃいますか。ここでは、お子様方の今後の教育資金については、現在の預貯金で賄う、という前提でお話させていただきます。
50代でいらっしゃるということですが、一般的に50代になると、65歳の年金受給年齢が近づいてくることを意識し、徐々に保有資産のリスクを下げていく時期だと言われます。つまり、積み上げてきた資産の保全を意識しながら運用を行っていくことが必要、ということになります。
ご質問者様の場合、預貯金はひとまずそのままにしておき、その預貯金の中から、教育資金と予期しない支出に備えた予備資金に充てる、ということが良いと思います、そして、預貯金の残りの部分について、当面、例えば10年程度使う見込みがないのであれば、それを、「変動金利型10年満期」の個人向け国債に投資する、という考え方があると思います。
国債は安全だといっても、途中売却する場合には元本を下回る可能性もありますが、満期まで保有すれば、ほぼ確実に元本は戻ってきます。そして金利は、現在最低保証の0.05%となっていますが、この利率は実は普通預金の50倍です。しかも、半年ごとに適用する利率が変りますので、金利が上昇する局面では受取利子が増えていくことになります。10年間、固定しておけるお金があるのであれば、検討なさってもいいのではないかと思います。
一方、新たに投資を始める場合、何がいいか、ということですが、まずは「つみたてNISA」をお薦めします。「つみたてNISA」は、NISAと呼ばれる少額投資非課税制度の一つですが、投資対象が投資信託となっています。その投資信託は、いくつかの要件を満たした投資信託を金融庁が選定していて、2020年10月末現在、184ファンドあります。
この「つみたてNISA」は、年間40万円まで利用可能で、非課税期間は20年間です。50歳で始めると70歳までその投資額40万円が非課税となります。そして毎年40万円ずつ「つみたてNISA」を行なうと、70歳時点での投資総額は800万円となります。
投資信託にはリスクがありますので、元本が保証されているものではありません。しかし、金融庁の試算によると、1985年から毎年、国内・海外の株式・債券(四資産)に投資し20年間運用した場合は、どの年に始めても年率2%以上の運用利回りとなり、一番成績の低いものでも、100万円の元金が185万円となっていました。
もちろん、これはあくまで過去の結果ですので、今後の成果が保証されているわけではありませんが、一般的に、このように資産を分散して、長期に積立投資を行うことで、リスクが軽減され、資産形成には効果的であると言われています。
一方、個人型確定拠出年金、愛称「iDeCo」は、その名の通り、私的年金の一つとして老後の資金確保のための制度です。ただし、会社員の場合、現在は加入資格に制約があります。2022年には全ての会社員が加入できるようになりますが、それまでは、お勤めの会社の年金制度によっては加入できない場合もありますので、注意が必要です。
また「iDeCo」は、多くの金融機関で取り扱っていますが、その金融機関に支払う手数料の金額や、取扱商品の種類や数が、金融機関によって様々です。従って、金融機関を選ぶことと、投資する商品を選ぶことが重要になります。
この「iDeCo」は、ご自分の毎月の掛金を所得から控除できますし、加入期間中は運用益が非課税となります。また年金の受給が可能となった際には、一時金で受け取る場合には退職所得控除を、そして年金で受け取る場合には公的年金等控除を、それぞれ利用することが可能です。つまり一粒で三度美味しい商品とも言えます。なお、加入資格によって月々の拠出限度額が決まっていますので、その点は注意が必要です。
「iDeCo」と「つみたてNISA」は併用が可能ですので、60歳以上まで資金を固定できるものは「iDeCo」で、途中換金の可能性のある資金は「つみたてNISA」で、というように、使い分けることができます。
以上、参考にしていただければ幸いです。

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