iDecoに加入するか移動可能な貯金で貯めるか

女性40代 maroni_maroniさん 40代/女性 解決済み

こんにちは。私は現在ひとり親で小学3年生の娘を育てています。
収入は月に手取りで13万円程、それと元夫から子供の養育費を6万円貰って生計を立てています。今の悩みとしては、現在の会社では退職金をかけてもらえておらず、老後がとても心配です。ですので、iDeCoや積み立てニーサに加入して将来に備えておくべきだというのは理解しているのですが、娘の成長とともにかかってくるお金がある事を考えると、一度支払いを始めたら解約ができないものや損をする物にお金を使う事がとても怖いのです。今は小学三年生ですが、このまま中学生になった時にはまた制服代や教科書代、教材代として学校から請求される必要経費に加えて自転車や部活動でもいろいろとお金が必要となってきますよね。
今の収入が変わらないものとした時に、はたしてどうすれば今よりも安心して老後が迎えられるのでしょうか。
ファイナンシャルプランナーさんの意見を是非お伺いしてみたいです。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 年金・個人年金・iDeco
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/17

子供が小さいうちは養育費が中心になってしまうことは仕方ありません。しかし、老後の資産形成を遅くなればなるほど難しくなってきます。長期・積立・分散投資は少額でも早めに始めることが大切です。老後の資産形成であればイデコがベターなのですが、60歳以降まで引き出せないことがネックとなります。そこで、積立NISA中心の運用となる可能性が高いと思います。積立NISAはイデコと異なり、解約・引き出しに制限がないため老後の資産形成を目的として運用していても、養育費など途中で進路変更も可能になります。
ただし、現状ではメインは養育費となると思います。老後の資産形成は最小限で行う必要がありそうです。本来であれば老後のゴールを決めて逆算で月額積立額を算出すべきなのですが、できる範囲内でスタートすることをお勧めします。積立NISAの場合、運用対象は投資信託になりますが、ネット証券であれば月額100円からできる会社もあります。余裕ができた段階で徐々に増額すれば問題ありませんし、色々考えてスタートできないよりはマシだと思います。ただし、途中で止めることはNGです。長期・積立・分散投資は続けることにより効果が発揮されます。金融庁のレポートでも20年以上の期間で運用することで元本割れリスクがかなり軽減されると報告されています。投資信託は元本が保証されている商品ではないので、価格が下落した場合、不安になると思いますが決して止めてはいけません。少額でも長く続けることが、将来大きな結果となって結実すると思います。頑張ってください。

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