結婚してから就職することと、妊娠のタイミングに悩んでいます。

「就職も他の人と同じようにしていきたい」というのが、「お友だちと同じように、会社員生活の楽しさも経験してみたい」というくらいのレベル（失礼な物言いをお許しください）なのであれば、企業側にとっては、おっしゃるように配偶者ありの新卒学生を採用することには躊躇するかもしれませんね。
しかし、子育てしながらでも仕事にバリバリ取り組んで、男性にも負けないほどの成果を残していきたいと野心的にお考えなのであれば、配偶者ありでも全く関係はないでしょう。
世の中は、多様性の時代です。
さまざまなバックボーンを持つ従業員がお互い協調し、競い合いながら前向きに働くことは、企業が成長・発展していくうえでも今後ますます欠かせない要素になっていくはずですから。
妊娠のタイミングにつきましても、ご相談者さまのお仕事に対する向き合い方次第です。
何年後が好ましい、というような模範解答はどこにもありません。
どのタイミングで子どもさんが授かっても、お仕事を続けられたいのであれば、ご家族の協力や社会資源を上手に活用することにより、工夫の余地はいくらでもあるでしょう。
もっとも、子育てと仕事の両立は決して簡単なことではありませんし、多くの人が悩んでいることでもあります。
これからどのようなことが起こっても、それでよかったのだとすべてを受け入れて、その時々で最善の方法を考えていけばよいのではないでしょうか。