子どもと犬を連れて別居したいのですがいくら必要？

こんにちは、婚活FP山本です。さて、なかなかに大変な状況ですね…。まず別居の元になっている婚前契約とは、これは「婚姻費用（別居中の生活費）」のことかと思われます。確かに旦那さんに請求することはできるのですが、モラハラ気質の自営業者がスンナリ支払う可能性は低く、支払ってくれても報酬額を見ると、少なくとも生活費には大幅に足りない可能性が高いです。また、どうやら経済DVの要素もあるようですから、これらの点については離婚そのものを含めて弁護士に相談してみることをおすすめします。ちなみに所持金がなければ弁護士費用が気になると思いますが、それなら「法テラス」に相談してみましょう。電話やオンラインによる無料相談もしていますから、まずは気を楽にして連絡してみて下さいませ。

一方、ご質問本体の2ヶ月間の生活費（これは再就職までの繋ぎでしょうか？）ですが、あなた様の生活水準次第なので、現時点では何とも言えません…。そして、2ヶ月分で本当に足りるのかどうかも気がかりです。このため、上記の離婚相談と並行して役所で「生活保護申請」をしてみることをおすすめします。情報を見る限りですが受給できる可能性が高く、犬を飼っていても問題ありませんし、障害年金をもらっていても申請可能です。また生活保護なら家賃の補助も受けられ、住所によって違いますが愛知県で子供と2人の場合、おおむね家賃4万2000円～4万5000円を上限に普通の賃貸物件で探せます。場合によっては敷金などの初期費用も補助対象です。この制度を使って離婚しつつ母子（と犬）の生活を安定させ、改めて未来を切り開いていきましょう。

さらにその後についてですが、再婚は視野に入れられるでしょうか？少なくとも年齢的には問題なく、子供も一人かつ小さいので大丈夫です。手帳は少しネックですが、意外と気にしない寛大な男性もたくさんいます。手帳による制限が気がかりですが、可能ならそういう男性に見つけてもらえるよう、そして見つけてもらえなくても当面の母子の生活のためにも、たとえば接客業のような多くの人眼に触れる仕事を探されることがおすすめです。男性に依存するのは危険ですが、やはり支援や支えは経済的な面はもとより、精神的な意味合いでも大切といえます。あなた様に限らず、人間は一人で生きていくのは困難です。離婚してもムリに一人で、母子で生きていく必要はありません。つらい時に誰かを頼りたいと思うのは自然なことです。もし本当に離婚されたら、このような筋道で人生の明るさを感じて頂けることを期待しております。