奨学金の返済について

ご質問の件について、すでに質問者様自身がご理解いただけておりますように、まずは安定した収入を得ている必要があります。

そして、その収入の中から返済しなければならないお金を差し引いた後のお金で生活費や貯蓄を考慮し、やりくりしていくことが極めて大切です。

また、長期的な無理のない返済計画まで考慮するのであれば、各種ローンの組み方も考えておく必要があるでしょう。

たとえば、質問者様の場合ですと、「移動手段として自動車も必須」とあることから、自動車の買い替えや新たな自動車ローンの借入が考えられます。

この時、自動車ローンを何年で返済するのか、ある程度の頭金を入れることで返済金額を少なくすることはできないかなどは考えておきたいものです。

仮に、次の自動車の買い替え時に、頭金を入れて自動車ローンを組むのであれば、まとまった頭金を準備するための資金計画も早めに立てておく必要があるでしょう。

上記の考え方は、住宅ローンをはじめ、将来の老後資金準備にも共通して言えることが多いため、手元に余るお金をどのようにして貯めたり、運用するのかも今から考えておくことを強くおすすめします。

また、質問内容に対する回答から外れてしまっておりますが、メインとなる収入のほかにも副収入を得ることも合わせて考えておきたいものです。

副収入には、資産運用による収入のほか、クラウドソーシングサイトを活用した収入を得るなど様々な方法があり、手軽に行えるものも数多く存在します。

そのため、支出面を考慮しつつ、収入面を増加させることも合わせて検討し、実現できるように努めていただくことで、お金に余裕を持った生活を送っていきやすくなるのではないかと感じています。

「ピンチはチャンス」と言われることもあり、質問者様は、現在無職で収入は無くても時間はあることを踏まえますと、この時間を将来の収入に活かせるような有意義な使い方を一度、考えていただくのが望ましいのではないかと思います。