同居の祖父祖母を扶養に入れるメリットデメリット

女性30代 yoshiausさん 30代/女性 解決済み

現在契約社員として働いている30代女性です。
訳あって祖父母の住宅で一緒に住んでいます。
現状、祖父母共に80歳代で収入は年金のみで、祖母は祖父の扶養となっています。
現在私は祖父母と同じ家に住んでいますが、今の家に引っ越す際に手続きが面倒になりそうだからという理由で、祖父母とは世帯は別にしてあります。
そこで節税のためにも祖父母を私の扶養に入れようかと考えたのですが、その時に注意する点はありますか?
また祖父母の子供(私からみると私の親)は生きていますが別の家に住んでいます。その場合でも扶養に入れることは可能ですか?
現在の私の年収は年収300万弱(税引き前)ですが、扶養に入れると住民税や所得税が年間どのくらい節税できるのかが知りたいです。
よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
確かに扶養が増えれば所得が減少しますので、所得税と住民税は減額する事が可能となります。
孫が祖父母を扶養にできるかと考えれば、親族であるからには条件を満たせば可能となります。条件とは扶養になる方の所得が年間で48万円以下となる場合です、また、ご相談者様が所得基準以下の祖父母様に常に生活費や療養費の負担をしているかが扶養しているかの判断になります。つまり、世帯は別で、それぞれに収入も別であり、ただ、同じ屋根の下で暮らしているだけでは扶養しているとは言えません。それは単純に二世帯同居と言えるだけです。また、ご両親がご健在であるかなどの状態は特に扶養判定には関係しません。但し、ご両親から祖父母様に仕送り等が行われており、既に扶養手続をしている場合は御相談様が扶養とすることは出来ません。
続いて、扶養として認められた場合ですが。祖父母の様の年齢が80歳代ですから、現在は同居されておりませんので老人扶養親族として、所得税から控除額される額は一人48万円であり、住民税は一人38万円です。
*下記の例はあくまで、例題と推測に基づく計算であり個人を特定したものでも正確なものではあり ません。
 尚、ご質問者様の詳細な計算は税理士等のアドバイスを御受けになって下さい。
例(1)所得税
①扶養なし
所得金額160万円-48万円×5%=5..6万円
②一人老人扶養親族(別居)あり
所得金額160万円-48万円(基礎控除)-48万円×10%=3.2万円
例(2) 住民税
①扶養なし
所得金額160万円-48万円×10%=11.2万円
②一人老人扶養親族(別居)あり
所得金額160万円-48万円(基礎控除)-38万円×10%=7.4万円

デメリットとしては、75歳を超えると健康保険の扶養には入れませんのでご注意願います。

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