自分が亡くなった後の奥様の心配をされるなんて、優しいご主人様ですね。
さて、ご自身が万が一の時、残った家族にいくら用意すればいいのかとのご質問ですが、
まず奥様が困らないためにはいくら必要かを考えます。
その必要な額を「必要保障額」といい、必要となるお金の合計(遺族の生活費や住居費など)から準備できるお金の合計(遺族年金や死亡退職金など)を引いて出します。
遺族の生活費ですと、お子さんが独立した後でしたら、今の生活費の半分くらいを考えればよいかと思います。
その生活費に女性の平均寿命(87歳)から現在の奥様の年齢を引いて、算出します。
例えば、現在の生活費が26万円で奥様の年齢が60歳なら、26万円×12か月×0.5×27年(87歳-60歳)となり、ご主人様が亡くなった後の必要な生活費は4,212万円となります。
その生活費に住居費や葬儀代、予備費などを合わせます。
また、準備できるお金ですと遺族厚生年金がありますが、ご主人様が受け取られる厚生年金の3/4の額になります。
遺族厚生年金も、生活費と同様平均寿命をかけてあげ、預貯金などとあわせて計算します。
一度、必要保障額を計算されてみるとよいでしょう。必要保障額がご主人様の入られている保険でまかなえているなら、安心できると思いますよ。
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