子どもの学費と老後資金を効率よく貯めるには?

女性50代 torisan55さん 50代/女性 解決済み

現在公立中学に通う1年生の息子が一人います。パソコンをいじるのが好きなので設備が充実してそうな私立高校に進学を考えています。高校の学費は就学支援金があるので準備は大丈夫そうですが、その先の大学・専門学校進学となるとさらに学費がかかります。子どもの学費にお金がかかりすぎると老後資金を貯められるかどうか不安になります。できれば子どもが高校を卒業するまでの5年間にある程度の学費を用意し、老後資金も用意し始めたいなと考えています。資産運用で一番効率の良い方法はあるのでしょうか?もしあるのでしたら是非教えていただきたいです。夫婦ともに40代。世帯年収約500万。投資に回せる余裕資金は今のところ200万ぐらいで考えています。ハイリスク・ハイリターンは避けたいです。よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

全国

2021/04/07

5年間にある程度の学費を確実に用意するためには、コツコツと貯蓄していくしかないでしょう。

そのうえで、資産運用によって最も効率よく増やすためには、価値が増えるものに投資することが欠かせません。
価値が増えるものとは、具体的には株式です。

身の回りにあるさまざまなモノやサービスは、企業によって生み出されています。
歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。

であれば、株価は長期的にはその企業の価値に収れんし、上昇していくはずです。

しかし、短期的には大きく上下動します。
ですから、株式は典型的な「ハイリスク・ハイリターン」の投資対象です。

ご相談者さまがハイリスク・ハイリターンは避けたいとのことですが、もしかすると「損は絶対にしたくない」とお考えなのではありませんか。
たぶん、誰でもそうです。

確かに、お手持ちの200万円をすべて一気に株式に投資すると、まとまった学費が必要になる5年後には大きく目減りしてしまう可能性もあります。
ですが、一度に投資しないで時間を分散して投資すると、リスクを小さくすることが期待できます。

そのためには、「投資信託(ファンド)」の活用が効果的です。
投資信託(ファンド)とは、投資家から集めた小口のお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式などに投資・運用する商品のことです。
毎月1万円からでも購入できるため、普通の生活者が資産運用を行う上で最適な金融商品です。

今の株価が高いか安いかは、誰にもわかりません。
コツコツと積み立てて一定額ずつ購入していくと、価格が高いときは少なく、価格が下がればたくさん購入できますので、平均購入単価を下げる効果が期待できます。

本業を通じて社会課題を解決し、より良い世の中づくりに欠かせない企業を丹念にリサーチして選定している、長期での投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間さえ惜しまなければ、何も心配することはありません。
時間を味方につけて、複利の威力で資産が加速的に増えていくでしょう。

ファンドを選ぶ際には、理念を確実に伝えるために直接販売(直販)にこだわっている会社、毎月レポートが届くなど運用者の顔が見える距離感の近い会社などであれば、安心して「信じて託す」ことができるかと思います。

株式を主な投資対象とするファンドを一つ選び、手持ち資金や今後の収入から、例えば毎月3万円ずつでもコツコツと積み立て投資に回してみてください。

5年程度では大きな成果を出すことは難しいかもしれませんが、ご夫婦の老後資金形成のためにも、20年、30年と長く続けていかれると、気が付けば使い切れないほどの資産に増えていることも十分にあり得ます。

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