将来苦労しないためのお金の貯め方はどうしたらよい？

将来何があっても苦労しないための必要額は、簡単にはお答えすることができません。
住宅費をはじめとする物価水準や、どのような暮らしを望まれているのかなど、その方によってかかる費用は全く異なるからです。

しかし、収入の1割ほどの金額を毎月コツコツと積み立てていかれれば、大きな心配はされなくてもよいのではないでしょうか。
それこそが、「どのようにしてお金を貯めていけばよいのか」に対するお答えです。

確かに「老後資金2,000万円問題」が一時期話題になりましたが、その根拠は確認されましたか？

あくまでもこの数字は、ご夫婦2人が老後の約30年間を暮らしていくための、公的年金とは別に貯めておきたい金額の目安に過ぎません。
決して一人で貯めないといけないわけではありませんよ。

たとえ賃金水準が高くなくても、無理なくがんばって長く働き続けていかれる限りは、意外と大きな金額を貯めることも十分に可能です。

例えば毎月2万円ずつを30年間コツコツと貯めていかれると、合計720万円（2万円×12か月×30年）にもなります。
結構大きな金額ですよね。

もしそれを投資に回せば、30年もあれば元本を2倍以上に増やすことも十分に実現可能です。

むしろそこまで増えてしまえば、一人では使い切れないくらいなのではないでしょうか。

虚弱体質であり健康面にも不安がおありとのことですね。
であれば、余計な保険商品などには加入されずに、その分もしっかりと積み立てておきましょう。

無理のない範囲の、少額からでよいのです。
積み立てグセをつけることが大切です。

気が付けば、お金のことでくよくよ悩まれることもなくなっているでしょう。

夜も安心して眠れるようになり、健康面でも好影響が出るはずですよ。