年金に対して支払うべき税金額について

女性60代 risa492002さん 60代/女性 解決済み

夫が、今年定年退職をします。その後、5年ほど何らかのかたちで、勤務をし65歳から年金を受け取ることにしています。
まだ、そのころの正確な年金受取額は分かりませんが、現在の基準として月額夫18万円ほど、配偶者である私(ほぼ夫と同年齢・専業主婦)が6万円と想定して、合計24万円が支払われるのではないかと思っています。
また現在、我が家には扶養控除に入っている成人した子供が一人います。
5年後も家族形態に変化はないとすれば、年金総額から引かれる所得税・市県民税
その他の税金や保険料などはどの程度になるのでしょうか。
どういった内容で金額が引かれるのかも知りたいと考えています。
また、扶養されている子供がいない場合の税金額も同様に把握しておきたいです。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/04/03

質問内容を一通り確認させていただき、質問が令和3年4月にあったことから、令和3年4月の税法などに基づいてそれぞれの質問に回答をしていきます。

なお、今回の質問にある「5年後」には、法改正の影響によって回答した計算金額や考え方が変わっている可能性もあることをあらかじめご留意ください。


Q.年金総額から引かれる所得税・市県民税その他の税金や保険料などはどの程度になるのでしょうか

A.はじめに、質問には「扶養控除に入っている成人した子供が一人います」とあり、子供の年齢によって金額が大きく変わることになりますが、ここでは、5年後に23歳以上40歳未満であるものとします。

また、国民健康保険税(その他の税金)は、年間で167,500円かかったものとして概算金額を回答します。


1.扶養している子供がいる場合


・ご主人の所得税(復興特別所得税含む):1,600円
・質問者様の所得税(復興特別所得税含む):0円

・ご主人の住民税(税率10%とし、均等割を含まない):13,200円
・質問者様の住民税(税率10%とし、均等割を含まない):0円


2.扶養している子供がいない場合


・ご主人の所得税(復興特別所得税含む):21,000円
・質問者様の所得税(復興特別所得税含む):0円

・ご主人の住民税(税率10%とし、均等割を含まない):46,200円
・質問者様の住民税(税率10%とし、均等割を含まない):0円


上記はあくまでも、ご主人の年金収入が月額18万円、質問者様の年金収入が月額6万円と想定した時のものとなります。


Q.どういった内容で金額が引かれるのかも知りたい

A.所得税、住民税(市県民税)、その他の税金(国民健康保険税)は、所得または課税標準額と呼ばれる金額に応じた計算がなされることになります。

上記、所得または課税標準額は、その人の所得金額や世帯、年齢などによって大きく変わることになるため、詳しい状況を知ることによって、より正確な金額が算出できることをご理解いただければと思います。

また、所得税および住民税におかれましては、加入している生命保険があり、その保険料を支払っている場合や多額の医療費を負担した場合など、その他の事情があることによって、納めるべき税金の負担が軽くなります。

なお、ご主人が定年退職をした後の社会保険がどのように変化するのかによって、世帯が負担することになるお金は大きく変わることも十分予測されます。

たとえば、ご主人が再雇用によって引き続き健康保険や厚生年金保険の被保険者になるのか、国民健康保険に加入することになるのか、健康保険の任意継続加入をするのかなど、どのような方向になるのかによってお金の考え方は大きく変わることを意味します。

通常、定年退職を迎えるにあたり、その後のお金のことを考慮する場合、上記の内、どのような選択肢を取るのが最も望ましいのかを検討しますが、場合によっては、一度、FPなどの専門家から、質問者様世帯が最も有利(得)になる方法を計算してもらい、ご提案いただくのもよろしいかと思われます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

確定申告の必要性について

契約社員のみの仕事では収入に大きな不満があり、生活やプライベート面をより充実させるべく、副業のクラウドソーシングで記事執筆の仕事を行っています。最近はだいぶ慣れ自信が付いてきた事もあってか、クラウドソーシングでもクライアントからの依頼数が増え、本格的に稼げる様になってきました。本業とは別に、副業で20万円以上の所得が発生した際は確定申告を行う必要が出て来ると聞きます。今後副業でどれ程収入が伸ばせるかが未知数という事もあり、副業の所得が20万円を越えない様調整すべきか、あるいは出来る副業は全て行い、確定申告して税金を別途支払うべきか悩んでいます。確定申告の面倒さや掛かる所得税の有無による損得を加味した場合、長期的に見てどちらが収入面でお得なのか教えて頂けないでしょうか?

男性40代後半 mekking_774さん 40代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

雑収入の確定申告について

こんにちは 北海道在住の会社員 40代です。現在小遣い稼ぎのつもりで、仮想通貨およびebay(海外のオークションサイト)により少ないながらも小遣いを増やしています。最近オークションサイトの売れ行きが良くなってきて年間の収益が20万円を超えようとしています。 しかしながら純利益は仕入れの分と差し引くとそれほどではないのですが この際、収益がどのくらいになった場合確定申告をした方がいいのでしょうかまた、申告する際は純利益なのか収益なのかわかりません。それを証明する書類等もとくになく、発送通知書のみとなっています。 正直いうと多少の金額ならバレないとも思っています。正直に確定申告したほうがいいのか、それともどのくらいの金額までなら大丈夫なのか知りたいです。 よろしくお願いします。  

男性40代前半 tokuyoshi45232000さん 40代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

税金が支払えない場合はどうしたらいいのか?

自分は、将来独立起業を考えています。会社員として働いて色々な学んで吸収し、それを独立起業した会社で生かそうと思っています。独立起業して最初の年なんかは、会社員の時の収入が税金としてのしかかってくるので、ちゃんと収入を得て、払っていけるのか心配です。一応、ちゃんとした毎月の収入をあるように独立起業する前は、確保するつもりではありますが、不安はゼロではありません。そこで質問があります。前職が会社員で、独立起業した最初の年の税金を支払えなかった場合、税金の支払い免除や待ってくれたりするのでしょうか?あるとしたら、どんな税金が対象になって、どんな方法で申請すればいいのか、教えてください。よろしくお願いします。

男性40代前半 なんだかなぁさん 40代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

助成金及び確定申告について

夫は製造業で年齢50歳で、年収400万程度。横浜市在住で年齢からしても所得は低いと思います。私はフリーランスで仕事をしていましたが、それだけでは生活できずアルバイトもしていました。難病を持っているので、常に仕事ができるわけではありません。アルバイトもコロナで退職を余儀なくされました。文化庁がやっている芸術家の助成を受けようとしました。活動内容としては国内外で個展など開催しているので申請するには十分資料もありました。しかし確定申告をしていることが条件でした。現在、夫の扶養に入っています。それでは確定申告はできないと思い、やっていません。知人のヨガインストラクターの人はご主人の扶養に入っていて、かつ確定申告もし、収入の減額がなくとも、持続化給付金まで取得できていました。私は仕事もなくなり、生活が苦しくても助成が受けれない。これはあまりにも不公平だと感じます。何か助成を受ける方法があるのでしょうか。今後のためにも確定申告ができるのか知りたいです。

女性50代前半 Fukuko1974さん 50代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

妻がうつ病で働くことができない

40代男性です。福祉関係の仕事をしていますが、収入は月に手取りで20万円を割るぐらいで、子ども二人の教育費に加えて、親の介護にもお金がかかり、金銭的にかなり苦しい状況にあります。同じ職場人たちは独身か、結婚していても相手が働いており、なんとかやっているようですが、うちは妻がうつ病を経験しており、負荷がかかってしまうと体調不良になるため、仕事につけません。また、育児の負担を減らすために、仕事はしていませんが、保育園に通わせています。出産直後にも産後うつになったことを考えると、妻が働くことは難しいのですが、自分の給与は、妻が働くことを前提にした給与体系になっていて、このままではどうにもできません。周囲に相談しても、頑張って働いてもらうしか無いというような答えしか返ってこず、自分一人で悩みを抱えていという現状です。こういう場合に、何らかの補助等は受けられないのでしょうか。

男性40代後半 たーにゃさん 40代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答